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最終更新日:2022年9月9日

虫歯になりやすい人の特徴5つ|遺伝や体質は関係ある?

こちらの記事の監修医師
ときわプロケア歯科クリニック
今多 将

(画像=stock adobe.com)

「しっかりブラッシングしているのに、なぜか虫歯になりやすい」と感じている人は多いのではないでしょうか。実は虫歯になりやすい人・なりにくい人には明確な違いがあります。 そこで今回は虫歯になりやすい人の5つの特徴や対策法・予防法を解説します。遺伝や体質との関連性も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

虫歯になりやすい人の特徴

虫歯になりやすい人の特徴は以下の5つです。

甘いものや酸っぱいものを頻繁に食べる

虫歯の原因菌となる「ミュータンス菌」は糖分を分解して乳酸を作ることで歯を溶かすため、甘いものを頻繁に食べると虫歯になりやすくなります。

また、口内が酸性に傾くと虫歯菌が活発に働くため、酸っぱい食べ物を頻繁に食べる人も虫歯になるリスクが高くなります。

そのほか、虫歯になりやすい人の食生活は以下のとおりです。

【虫歯になりやすい食生活】

  • 間食が多い
  • 「ながら食べ」「ダラダラ食い」が多い
  • やわらかいものばかり食べている
  • 飴や砂糖入りの飲み物を好んで摂取する

歯磨きが不十分      

虫歯の原因菌となるミュータンス菌はプラーク(歯の表面についた白いカス)のなかに潜んでいるため、磨き残しがあると虫歯ができやすくなります。とはいえ「1日に何度も歯磨きをすれば虫歯になりにくい」というわけではなく、夜寝る前に時間をかけてていねいに磨くことが重要です。

歯並び・噛み合わせが悪い

毎日しっかりブラッシングしていても、歯並びや噛み合わせが悪いと磨き残しが発生して虫歯になりやすくなります。歯が重なっていたりデコボコしていたりすると歯ブラシの毛先が届きにくくなるため、歯科医で定期的にクリーニングを受けて虫歯を予防しましょう。

歯列矯正をしている  

歯列矯正中の際に歯に取り付ける装置は複雑な構造をしているため、矯正装置と歯の間に食べかすやプラークがたまって虫歯になりやすくなります。また、矯正装置をつけていると口が閉じにくくなるため、歯が乾燥して虫歯ができやすくなります。

歯列矯正をしているときは歯科医の行うブラッシング指導を受け、歯間ブラシやデンタルフロスなども活用して歯磨きを行いましょう。

歯周病がある        

虫歯と歯周病は原因となる細菌の種類が異なるため、どちらか一方だけかかることもあれば同時にかかることもあります。ただ、虫歯も歯周病もプラークのなかに潜む細菌によって引き起こされるため、磨き残しなどによって口内環境が悪いと併発しやすくなります。

虫歯になりやすい人となりにくい人の違いは?                 

同じ頻度で歯磨きをしていても、「虫歯になりやすい人」「なりにくい人」というのは存在します。ここでは、虫歯になりやすい人となりにくい人の違いを2つ紹介します。

遺伝的な要素

歯や唾液の質、歯並びなどの遺伝的な要素によって、虫歯のリスクが変わります。

ただ、新生児には虫歯の原因となるミュータンス菌は存在せず、ほとんどの場合は幼少期に家族から感染します。しかし逆に、幼少期に虫歯菌に感染しなければその後の人生でも虫歯にかかりにくくなるため、子どもが3際になるまでに以下のような対策を取りましょう。

  • 食事の口移しやキスをしない
  • 他の人と同じ食器を使わない
  • 大人と同じタオルを使いまわさない
  • 赤ちゃんの食事を冷ます際にフーフーしない

体質的な要素

唾液の質や量などの体質的な要素も虫歯のリスクに関係があります。

  • 唾液の質:唾液がサラサラの人は虫歯になりにくく、ネバついている人は虫歯になりやすい
  • 唾液の量:唾液が多いと虫歯になりにくく、唾液が少ないと虫歯になりやすい

唾液に含まれる免疫物質には細菌を洗浄する働きがあるため、量が多くサラサラしていると洗浄効果が高いだけでなく細菌を綺麗に洗い流せます。

虫歯になりやすい人の対策&予防法

虫歯になりやすい人は、以下の5つの方法で対策・予防しましょう。

フッ素配合の歯磨き粉でブラッシング  

虫歯になりやすい人は、フッ素配合の歯磨き粉でていねいにブラッシングすることで虫歯の予防効果を期待できます。

【フッ素の効果】

  • 虫歯の原因菌の働きを弱め、酸の生成を抑える
  • 歯から溶け出したカルシウム/リンの再石灰化を促進する
  • 歯の表面を覆うエナメル質の性質を変え、酸に溶けにくくする

「高濃度フッ素配合」の歯磨き粉を選ぶのはもちろん、歯磨き後のすすぎは1回に抑えて口の中にフッ素を残すようにしましょう。

歯間ブラシやデンタルフロスを使う

プラークは歯ブラシが届きにくい細かい部分に溜まりやすいため、歯間ブラシやデンタルフロスも活用して汚れをしっかり除去しましょう。

唾液量が減る睡眠時は細菌が増殖しやすくなるため、とくに寝る前の歯磨きは念入りに行ってください。

よく噛んで食べる            

食事の際はよく噛んで唾液の分泌を促すことで、虫歯の予防につながります。

唾液には食べかすや細菌を洗い流す作用があるだけでなく、細菌が作る乳酸を薄める効果もあるため歯の表面が溶けにくくなります。

口呼吸をしない

唾液には抗菌作用や殺菌作用がありますが、口呼吸をすると口の中が乾燥して唾液の分泌量が減り、虫歯になるリスクが上がります。そのため、虫歯になりやすい人は口呼吸ではなく鼻呼吸を徹底しましょう。

歯科医で定期検診を受ける

歯の状態は自分では見にくいため、しっかり磨けているつもりでも食べかすなどが残っている場合があります。そのため、約3か月おきに歯科医で定期検査を受けて虫歯・歯周病の検査や歯石の除去をしてもらうことが大切です。磨き残しが多い場合は正しいブラッシング方法の指導を受けるのもおすすめです。

虫歯になりやすい人は入念なセルフケアが必須

虫歯のなりやすさは遺伝や体質的な要素も関係しているものの、正しいブラッシング方法や食生活の見直しによってリスクを大幅に減らせます。

虫歯になりやすい人は特に歯科医での定期検診を習慣づけ、クリーニングや歯石取などのメンテナンスを受けることで虫歯の発症リスクを抑えましょう。

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こちらの記事の監修医師

ときわプロケア歯科クリニック

今多 将

(経歴)
H27年北海道大学歯学部卒業

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