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手根管症候群【イシャチョク】

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最終更新日:2022年3月3日

しゅこんかんしょうこうぐん手根管症候群

こちらの記事の監修医師
新宿ホームクリニック
名倉 義人

概要

手根管とは、手を動かすための重要な神経が通る手首の手のひら側にある場所です。手根管症候群とは、この手根管という神経の通り道で正中神経という神経が圧迫されることで、神経異常が起こり指に「しびれ」や「動かしにくさ」が出ます。特に人差し指、中指、親指に痛みや「しびれ」の症状が出ます。女性の場合、妊娠や出産がきっかけになったり、更年期の女性などによく起こります。また、スポーツ選手など普段から運動する人や仕事で手をよく使う人にも起きやすいです。一種の職業病とも言えます。そして骨折や怪我、腫瘍が原因で起きることもあります。進行すると、手に運動障害や麻痺が起きる可能性があります。

原因

手根管症候群は、正確な原因が解明されていない病のひとつです。原因不明の特発性と言われています。しかし、ある程度、発症する要因が分かりつつあります。骨折や怪我、腫瘍などが原因で手根管が圧迫されることにより、神経に影響が出ることで指に「しびれ」が出ることが分かっています。また、仕事やスポーツで手をよく使う人にも症状が出ます。理由は分かっていませんが女性の場合、妊婦や出産後をきっかけに発症する人や更年期の女性にも症状があらわれます。しかし、原因は未だに不明で突発性の病です。糖尿病などの生活習慣病を持っている方も発症しやすく注意が必要です。

症状

手根管症候群の症状は、手に不思議な「しびれ」を起こします。親指から中指にかけて「しびれ」や痛みを伴いますが、手を振ったりストレッチすると和らぐ場合が多いです。初期段階であらわれる症状として、人差し指や中指に「しびれ」や痛みが出ます。そして悪化すると親指にも同じような症状が出ます。そのため、手の使いにくさや違和感があり「OK」サインができなくなる症状が出ます。手を振ったり曲げ伸ばしをすると、緩和する場合が多いです。また、朝目を覚ました時に「しびれ」や痛みが出ます。そこから長時間なにかを握った状態が続くと症状が出ることもあります。よくあるのが車の長距離運転をすると「しびれ」や痛みが出ます。もし仮に、手根管症候群になっていても、手を振ったり曲げたりすると症状が緩和することから、重く考えずに放置すると握力が低下してしまいます。ペットボトルの蓋すら開けられないほど、日常生活で手作業できないくらいに握力が低下します。また、最悪の場合、運動障害や麻痺になる可能性があります。

検査・診断

手根管症候群の特徴として中指、人指し指、親指に「しびれ」などが出ますが、小指には出ないことが多い不思議な症状が出ます。また、簡単な診断方法があります。両手の手の甲を合わせて1分間保持し「しびれ」や痛みが悪化するかを確認します。他にも「OK」サインが綺麗に作れるかも簡単な検査方法です。悪化する場合は、病院での専門的な診断が必要です。筋力測定やエコー測定、MRI検査など精密な検査が必要な場合があります。手に違和感や普段より動かしにくい、しびれ、痛みが感じられたときは、病院で検査を受けることをおすすめします。

治療

治療方法は、消炎鎮静剤やビタミンB12などの飲み薬や湿布薬で治る可能性があります。そのため少しでも違和感や痛み、しびれがある場合は、病院で診察を受け適切な治療を受ける必要があります。場合によっては手術が必要になることもあります。骨折や腫瘍、異物により神経が圧迫されている場合も手術による治療が必要になります。現在の治療では、切開手術のほか、内視鏡を使った手術で鏡視下手根管開放術という手術手段を用いて治療する場合があり、内視鏡手術の場合には切開手術に比べ傷は小さくすみます。

予防/治療後の注意

こちらの記事の監修医師

新宿ホームクリニック

名倉 義人

〇アクセス:東京都新宿区内藤町1ガーデンクロス新宿御苑 1F
〇診療科 :内科・整形外科

《経歴》
平成21年 名古屋市立大学医学部卒業後、研修先の春日井市民病院で救急医療に従事
平成23年 東京女子医科大学病院 救急救命センターにて4年間専門医として勤務
平成27年 東戸塚記念病院で整形外科として勤務
令和元年 新宿ホームクリニック開院

《資格》
救急救命専門医

《所属学会》
日本救急医学会
日本整形外科学会

治療に適した診療科目

整形外科 神経内科

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