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最終更新日:2022年4月30日

指の関節が痛い理由は?考えられる病気や更年期女性に多い理由を解説

こちらの記事の監修医師
田園調布長田整形外科
長田 夏哉 先生

更年期や産後の女性は指が痛くなりやすいといわれています。使い過ぎが原因である一方で、病気で痛くなることも多いため注意が必要です。痛みが長引く場合は、病院を受診しましょう。本記事では、指が痛くなる原因を詳しく解説します。指の痛みで病気の可能性を心配している人は、ぜひご覧ください。

指の関節が痛い理由

指の関節が痛い理由には使い過ぎや病気の可能性が考えられます。ここでは、指の関節が痛い理由について詳しく解説します。

指を使い過ぎ

指を使い過ぎると、関節に負担がかかって指が痛くなります。たとえば、パソコン作業のキーボード入力が長時間に及ぶと指が痛くなる場合があります。

テニスや野球、ボーリング、ゴルフなど指を使う機会の多いスポーツも指が痛くなる原因の1つ。使い過ぎで指が痛い場合は、安静にすることが大切です。

病気

指が痛くなる主な病気は関節リウマチで、他にも変形性関節症や腱鞘炎などが原因の可能性もあります。病気の場合、指が炎症を起こして痛くなる場合が多いです。一方で神経に受けた障害が原因で、しびれや痛みを感じることもあります。

指を安静にしても痛みが取れない場合は、病院を受診して病気の有無についてチェックを受けることをおすすめします。また指の痛み以外にも、発熱や倦怠感などの症状がある場合も、病院の受診が大切です。

指の関節が痛くなる代表的な病気

指の関節が痛くなる場合は、主に次のような病気が考えられます。

  • 関節リウマチ
  • 手根管症候群
  • 変形性関節症
  • 腱鞘炎

それぞれの病気について詳しく説明します。

関節リウマチ

関節リウマチは、免疫の異常で関節に炎症が起こり、関節が腫れたり、痛くなったりする病気です。免疫の働きが過剰になり、関節を攻撃して破壊します。

関節破壊による痛みは、いろいろな部位に起こり得るのです。関節リウマチの代表的な症状として、朝起きると指がこわばって手が開かないことが挙げられます。指の痛み以外にも、発熱や食欲不振、疲れやすくなるなどの症状も見られます。

手根管症候群

手根管症候群は、手首を通る正中神経と呼ばれる神経が圧迫を受けて、指がしびれたり痛くなったりする病気です。はじめは人差し指や中指が痛くなりますが、親指や薬指など他の指にも痛みやしびれが広がることがあります。

指の痛み以外に、親指の付け根の母指球が痩せて、指をうまく動かせなくなる症状が見られることもあります。これは、指を動かすのに必要な筋力が低下したために、見られる症状です。

変形性関節症

変形性関節症になると、関節に炎症が起きて指が痛くなります。炎症が起きる指の関節に応じて、へバーデン結節とブシャール結節があります。

へバーデン結節

へバーデン結節になると、指の第一関節が痛くなります。さらに指の関節が変形して、第一関節の背面側が腫れることもあります。

関節が痛くなるのと同時に、動かしづらくなる点も特徴です。へバーデン結節の診断を医師が行う場合は、まずは画像検査を実施します。画像を確認して、関節の隙間が狭くなっていたり、骨棘ができていたりすると変形性関節症と診断されます。

ブシャール結節

ブシャール結節になると、指の第二関節が痛くなります。へバーデン結節と同様に指が変形して腫れたり、痛みを感じたりします。病院における検査は、へバーデン結節と同じです。

関節リウマチと鑑別するためにも、病院を受診した方がよいでしょう。

腱鞘炎

指の腱鞘炎にはばね指とド・ケルバン病があります。いずれも、指の曲げ伸ばしの際に痛みを感じる状態です。

ばね指

ばね指は弾発指とも呼ばれ、指を曲げたり伸ばしたりすると引っかかって弾かれるような現象が起こります。指を動かしたときの症状は、腱と腱を覆う腱鞘が擦れる際に痛みを感じることです。

さらに、腱の一部が太くなって腱鞘にひっかかります。痛みだけではなく熱感や腫れを伴うことがあり、朝方に痛みを感じやすいです。

ド・ケルバン病

ド・ケルバン病は手首の親指側が痛くなる病気で、手の使い過ぎで痛くなります。手首を使うことの多い、テニスやゴルフプレーヤーなどに起こりやすい腱鞘炎です。

またフライパンを振ることが多い料理人や、はさみを使うことが多い美容師などは、仕事上の負担で発症することもあります。スポーツや仕事を休めずに無理をしてしまい、痛みが治まらないケースも多いです。

更年期女性の指が痛くなりやすい理由

女性の指が痛くなりやすい理由は、産後の授乳期や更年期にエストロゲンが減少するからです。

エストロゲンには、腱などの腫れを抑える働きがあります。エストロゲンの減少で女性は、変形性関節症、腱鞘炎などの指が痛くなる病気にかかり易くなります。

指が痛くなったときは何科を受診するとよいか?

指が痛くなったら、整形外科やリウマチ科、内科、内分泌科などを受診するとよいでしょう。指の痛み以外の発熱や倦怠感などがある場合は、内科やリウマチ科の受診をおすすめします。

指が痛くなる原因は、使い過ぎ以外にも、さまざまな病気の可能性が考えられます。自己判断をせずに、病院で診断を受けることが大切です。

安静にしても指が痛い場合は病院を受診しよう

安静にしても指の痛みが悪化したり、長引いたりする場合は、使い過ぎ以外の原因も考えられます。まずは病院を受診して、指の痛みの原因を見つけ、適切な治療を受けることが大切です。

とくに女性の場合は、女性ホルモンの減少で指が痛くなることもあります。また関節リウマチは、女性に多い自己免疫疾患です。産後や更年期の女性は指が痛くなる病気にかかりやすいため、用心しておくことをおすすめします。

病院を受診する場合は、整形外科やリウマチ科、内科、内分泌科を受診するとよいでしょう。

こちらの記事の監修医師

田園調布長田整形外科

長田 夏哉 先生

〇病院名 :田園調布長田整形外科
〇医師  :長田夏哉 
〇アクセス:東京都大田区田園調布2-41-2 NTT田園調布ビル1階
〇診療科 :整形外科

《経歴》
日本医科大学卒業後、慶應義塾大学整形外科学教室に入局し整形外科専門医の研鑽を積む。
主流医学に没頭する中、自然な流れで全体性の視点を育みボデイ・マインド・スピリット視点のトータルヘルスケアについても研鑽を深める。
平成17年田園調布長田整形外科を開院、独自の直観医療で多くの方が「生き方」のアドバイスに訪れる。
日本整形外科学会専門医。
日本スポーツ協会公認スポーツドクター。
日本スポーツビジョン協会理事長。
「人生が変わる不思議な診察室」サンマーク出版など著書多数。