オンライン診療対応クリニック病院検索・クリニック動画紹介のイシャチョク

  • 一般会員
  • 医師会員

イシャチョク

一般
会員
医師
会員

最終更新日:2022年5月3日

魚の目は自分で取れる?病院・セルフでの取り方について

こちらの記事の監修医師
三軒茶屋あかりクリニック
馬場 克幸

魚の目は放置せず、できるだけ早い時期に取ったほうがいいでしょう。ところで魚の目は、どのように取ったらいいのでしょうか。魚の目は、軽度であれば市販の薬などを使って自分で取ることができますが、安全のためには病院で取り除くことがおすすめです。魚の目の基礎知識と取り方について解説します。 

そもそも魚の目は取ったほうがよいのか

足の裏の痛い魚の目は、ひどくなると日常生活に支障をきたすこともある厄介者です。足の裏に魚の目を見つけた場合は、取ったほうがいいのでしょうか。

魚の目とはどんな病気?

魚の目は、外部からの刺激により、角質が硬く厚くなる角質のかたまりです。鳥の目に似ていることから、正式には鶏眼(けいがん)と言います。この角質の塊の奥深くには芯ができ、圧迫されることで痛みを生じます。主に足の裏や足の指の間にでき、ひどくなると触るだけで強い痛みを感じるようになります。似たようなものにタコがありますが、タコは芯や痛みがありません。大きさは2〜3ミリ程度の小さなものから、直径10ミリ以上になる大きなものまであり、大きくなればなるほど症状が重くなります。

さて、魚の目の原因は、足に合わない靴を長時間履き続けているとか、歩き方や姿勢のクセなど、日常にあります。ランニングやスポーツなどで過度の負荷がかかることでも、魚の目をどんどん進行させます。他に、冷え性や糖尿病の人も魚の目になりやすいといわれています。感染性のものではありません。

放置はリスク!

足の裏の一部や指の間などに大きな負担がかかり続けると、刺激から守ろうと角質がどんどん厚くなり、魚の目が硬くなっていきます。

魚の目は、放置しておくとつらい症状を呈するようになり、触るだけで激しく痛んだり、痛みで歩行が困難になったり、日常生活に支障をきたすようになっていきます。また、芯があまりにも硬くなると、手術が必要になることもあります。そのため魚の目は、軽度のうちに治療を始めることが大切です。

足の裏に魚の目らしき兆候が現れたら、すぐに専門医を受診しましょう。

魚の目は自分で取れる?

痛みがつらい魚の目は、自分で取ることができるのでしょうか。魚の目をとるための薬は、ドラッグストアで市販されており、誰もが気軽に購入することができます。症状が軽ければ、セルフケア市販薬で魚の目を治すことができるので、多くの人に使用されています。

しかし、間違えた方法で使用するとかえって悪化させることがあるため、注意が必要です。

一般的に行われるセルフでの取り方

魚の目の取り方は、角質をやわらかくするサリチル酸が配合された市販薬を使います。市販薬には、液体タイプと絆創膏タイプの2つがあります。

液体タイプの場合、まずは、お風呂などで足をよく洗い、清潔な状態にします。よく水分を拭き取り、数滴を患部に垂らして、その上から保護パッドを貼ります。

絆創膏タイプのものは、あらかじめパッド中心にサリチル酸が配合された薬剤部があります。薬剤部が芯に当たるように調整し、絆創膏がしっかり肌につくように水分を拭き取り、患部にパッドを貼って数日から1週間程度おきます。

いずれの場合も、サリチル酸が皮膚に浸透すると、皮膚の色が白く変色し、角質がやわらかくなります。角質が十分に柔らかくなった頃、ピンセットなどで芯の周りの皮膚から少しずつ削り、最終的に芯を除去しましょう。

魚の目の治療の目的は、角質が固まってできた芯を完全に取り除くことです。とはいえ、芯をきれいに取り除いたとしても、同じ場所にまた圧迫や刺激が続けば再発する可能性は十分にあります。中途半端に芯が残っていると再発しやすくなるので、芯を根こそぎ取り除くことが大切です。

柔らかくなった角質を削るためのものとして、魚の目削り専用のヤスリやカッターも市販されています。

セルフは悪化の可能性も…できるだけ皮膚科受診を

サリチル酸が配合された市販薬を使って魚の目を取ることは簡単にできますが、皮膚を無理に削ってしまうことで傷つき、出血や細菌感染を起こすことがあります。

魚の目の取り方では、皮膚を削り過ぎて出血させないように注意しなければいけません。素人が行うと、ハサミやカッターなどで皮膚の余計な部分を傷つけてしまいやすく、足裏に魚の目以外の皮膚トラブルを増やしてしまうことになります。

また、自分で芯を取ろうとすると完全に取り去ることができず、たとえ取れたと思っていても実は芯が残っており、すぐに再発してしまうことがあります。確実にきれいに治したいのであれば、はじめから皮膚科にかかる方がいいでしょう。

安全のためにも、魚の目の芯の除去は専門知識や技術を持った医師にしてもらうと安心です。

病院での魚の目治療・取り方

皮膚科で魚の目治療をする場合には、どのようなことが行われるのでしょうか。

スピール膏を使った治療

スピール膏とは、50%のサリチル酸をペースト状に固めた製剤のことです。ドラッグストアで市販されており、病院で処方もされています。市販されているものを自宅で貼ることが不安だとか初めて貼る場合は、病院で専門医に処置してもらうと安心です。

病院での魚の目の取り方は、まずスピール膏を数日から1週間程度貼り、皮膚が柔らかくなってから再びクリニックに訪れ、医師の手によって削ります。医師が削ると自分で削るより、芯の部分を深く削ることができる場合が多く、早くきれいに治ります。

場合により手術をすることも

スピール膏を貼って皮膚を柔らかくし、スムーズに芯を取り出すことができればいいのですが、なかなか取れないことも多いのが魚の目治療の難点です。重症化しているものは皮膚のかなり奥まで硬くなっているため、皮膚科にある専門の道具を使うなどして除去します。

通常病院では、サリチル酸によって柔らかくなった魚の目の芯は、かみそりやメスなどを使って削ります。ひどい場合には局所麻酔をして、ハサミやレーザーを使った手術によって除去することも行われます。手術の場合、治癒までに約2週間から6週間かかります。

魚の目はひどくなると治療も大掛かりになるので、早い段階で受診することをおすすめします。

魚の目は取っても再発する?

魚の目は、芯を完全に除去することができず中途半端に残ってしまった場合は、再発しやすくなります。

また、完全に芯が取れたとしても、前と同じように合わない靴を長時間履き続けたり、歩き方や姿勢の癖をそのままにしていたりすると、結局同じ部分に圧迫や刺激が続くことになり、再発する可能性があります。

一度芯を取ったからといって安心できないため、日頃からの予防策が大切です。

魚の目を再発させないためには

魚の目治療をして痛みから開放されても、再発してしまってはせっかくの苦労が水の泡です。

魚の目を再発させないようにするには、まず、自分が普段履いている靴を見直しましょう。窮屈な靴やハイヒールなどが足裏に負担になっているなら、履く時間を短くするとか、楽に履くことのできるスニーカーなどに変えてください。自分の足に合う靴がわからない場合は、靴の専門店にいるシューフィッターなど、プロに相談してみることもおすすめです。

歩き方や姿勢が不自然なのであれば、正しい姿勢にするための努力が必要です。

まとめ

魚の目の取り方は、市販薬でも十分に行うことができます。しかし、皮膚を削る際に傷つけてしまったり、完全に芯を取り去ることができなかったり、素人では難しい場合が多いでしょう。

軽度であれば市販薬でも治すことができるかもしれませんが、痛みが強く日常生活に支障をきたすほど重症化しているなら、病院を受診する必要があります。

魚の目は、ウイルス性のイボとの見分けもつきにくいので、原因を特定して適切な治療をするためにも、専門医に診てもらいましょう。

こちらの記事の監修医師

三軒茶屋あかりクリニック

馬場 克幸

〇病院名 :三軒茶屋あかりクリニック
〇医師  :馬場克幸
〇アクセス:東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル3F
〇診療科 :美容皮膚科,皮膚科,アレルギー科,泌尿器科,形成外科,予防医学

《学歴・職歴》
1981年03月 桐蔭学園高等学校理数科卒業
1988年03月 聖マリアンナ医科大学医学部卒業
1988年06月 第82回医師国家試験合格
1990年04月 聖マリアンア医科大学大学院医学研究科入学
1993年09月 アメリカ合衆国カリフォルニア州カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)にresearch fellowとして留学
1994年03月 聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科博士課程修了
医学博士取得(聖医大申請第323号)
2002年04月 聖マリアンナ医科大学付属病院泌尿器科副部長
同大学病院リスクマネージャー、医局長を兼ねる fellowとして留学
2005年09月 聖マリアンナ医科大学泌尿器科学教室助教授
聖マリアンナ医科大学皮膚科登録医
2005年10月 川崎市立多摩病院部長を兼ねる
2007年04月 聖マリアンナ医科大学非常勤講師
都内大手皮膚科美容外科クリニック学術顧問
2009年04月 同クリニック皮膚科医長
センター北ヒロクリニック皮膚科アレルギー科形成外科
2010年09月 聖マリアンナ医科大学救命救急医学(救命センター)登録医
(現在兼任中)
2011年01月 ゆり皮膚科形成外科クリニック
2011年05月 あかりクリニック開業


《研修先・学会活動・専門医》
東京女子医科大学付属病院 皮膚科
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 皮膚科
センター北ヒロクリニック 皮膚科アレルギー科形成外科
(東京女子医科大学形成外科非常勤講師 岡田浩幸院長)
たんぽぽ皮膚科クリニック
(工藤由美子院長)
日本皮膚科学会会員
日本アレルギー学会会員
日本形成外科学会会員
日本泌尿器科学会会員(認定専門医)
日本抗加齢医学会会員(認定専門医)
日本レーザー医学会会員(レーザー認定医)
日本小児皮膚科学会会員
日本臨床皮膚科学会会員
日本美容皮膚科学会会員
日本美容外科学会会員
日本抗老化医学会会員
日本臨床漢方医会会員
日本スレッドリフト研究会会員
点滴療法研究会会員(キレーション療法認定医)
オバジ専門認定医
アメリカ泌尿器科学会(AUA)会員(~2008)
ボトックス注射認定医(~2010)
LOH 症候群診療ガイドライン検討ワーキング委員会メンバー
日本不妊学会評議員(〜2010)
日本腹空鏡学会会員(認定医〜2010)
抗老化医学会認定サプリメントアドバイザー

《教育》
聖マリアンナ医科大学 医学部4学年 医学英語
(1994年~1996年)
聖マリアンナ医科大学 看護専門学校看護学科2学年 悪性腫瘍
(1995年~2000年)
聖マリアンナ医科大学 医学部6学年 解剖と生理
(1999年~2000年)
聖マリアンナ医科大学 医学部4学年 外傷
(1999年~現在に至る)
聖マリアンナ医科大学 医学部4学年 高齢者と感染症
(2001年~現在に至る)

    • 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14園田ビル3F地図を見る
    • 東急田園都市線 三軒茶屋駅
    • 03-5430-9055
    • 皮膚科 美容皮膚科 泌尿器科 形成外科
    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

    0

     
    09:00 - 13:00
    15:30 - 18:30
    -
    -
    -
    -
    -

    ※基本予約制

    ※新型コロナウィルス感染拡大により、診療時間・休診日等が表示と異なる場合がございます。ご了承ください。