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最終更新日:2022年5月14日

猫に噛まれたときは病院に行くべき?放置しても良い?正しい対処法を解説

こちらの記事の監修医師
成増駅前かわい皮膚科
河合 徹

(画像=stock adobe.com)

“猫に噛まれた後は「病院に行くべきなのか?」「放置して自然治癒を待ってもよいのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか。猫に噛まれたら、早めに病院を受診しましょう。猫に噛まれた傷が悪化すると、感染が広がって病気になることもあります。この記事では、猫に噛まれたあとの応急処置や病院の受診について詳しく解説します。

猫に噛まれた場合の対処法

猫に噛まれた場合、まずは洗浄や止血を行いましょう。そのあとは、すぐに病院の受診をおすすめします。ここでは、猫に噛まれた場合の対処法を紹介します。

自分でできる処置

猫に噛まれたら、まずは水で洗ってください。その際に、石鹸を使ってもよいでしょう。出血が激しい場合は、ガーゼやティッシュで押さえてください。

ただし、絆創膏などで傷口をふさがない方がよいです。傷口を完全に塞いでしまうと細菌が繁殖する可能性があります。痛みが強い場合は市販薬の痛み止めを飲んで、痛みをやわらげる手段もあります。

病院を受診

自分で応急処置をしたあとはすぐに病院を受診しましょう。噛まれた後に放置して、病院に行かないと、細菌感染が体内で広がって重篤な症状につながる恐れもあるため危険です。

何科を受診?

噛まれた箇所がズキズキと痛む場合は、皮膚科や形成外科を受診するとよいでしょう。リンパの腫れや発熱、倦怠感がある場合は、内科を受診してください。

病院で行われる処置は?

病院では傷が大きければ縫合されますが、小さい場合はなるべく縫合をせずに処置が進められます。なぜなら縫合して傷口を完全に塞ぐと、感染しやすいからです。

しかし傷が深い場合は、外科手術が行われることもあります。猫の口内には多数の菌がいるため、感染を重症化させないためにも早めの病院への受診が大切です。

病院の受診後

初診の1~2日後に感染状況の確認のため、再診が必要なことも。熱感や赤み、腫れ、膿などがあれば、入院して点滴が必要な場合もあります。

猫に噛まれた後に注意すべき症状

(画像=stock adobe.com)

猫に噛まれた際に注意すべき症状は、次のとおりです。

発熱している
腫れが引かない
リンパ節が腫れている
関節炎で腫れている
関節がこわばって曲げにくい
傷口が熱をもっている
噛まれた箇所が化膿している
傷口が深い

以上の症状がある場合は、猫に噛まれたことで感染症を発症した可能性があるため注意しましょう。次に、発症のリスクがある病気を説明します。

猫に噛まれたら病気になるリスクも

猫に噛まれたら、感染による病気のリスクがあります。たとえば次のような病気が考えられます。

破傷風
カプノサイトファーガ感染症
パスツレラ症

それぞれの病気について、症状や治療を説明します。

破傷風

破傷風は破傷風菌により発症する病気で、死亡リスクの高い点が特徴です。

症状

破傷風になると、傷口から入り込んだ細菌の毒素により、次のような神経症状が起きます。

口を開きにくい
顎が疲れる
歩行障害
排尿・排便障害
全身の筋肉が硬くなって息ができなくなる
手足が痙攣する

治療法

破傷風で病院に運ばれると、まずは傷口の洗浄や消毒が行われます。その後、体内に侵入した毒素を中和する処置がとられ、呼吸の管理や薬物療法が行われます。大きな音や接触、光などの刺激がない環境下で安静にすることも重要です。

カプノサイトファーガ感染症

カプノサイトファーガ感染症とは、犬や猫の口の中に常駐している3種類の菌による感染症です。犬や猫に噛まれたり、引っ掻かれたりして発症する稀な病気です。

症状

カプノサイトファーガ感染症になると、次のような前駆症状が現れます。

発熱
倦怠感
腹痛
吐き気
頭痛

重症化すると敗血症や多臓器不全、髄膜炎などで死亡することもあるため注意が必要です。

治療法

抗菌薬による治療が中心です。治療中は入浴を控え、シャワーを利用するようにしましょう。

パスツレラ症

パスツレラ症とはパスツレラ属と呼ばれる日和見菌による感染症です。日和見菌であるため、人や犬、猫の免疫が落ちた場合に発症します。

症状

パスツレラ症は、噛まれた箇所が数時間後に腫れる点が特徴。その他にも次の症状を伴います。

リンパの腫れ
発熱
痛み
関節炎

免疫が低下したり、噛まれた傷が骨に達したりして、敗血症や骨髄炎になることがあります。最悪の場合は、死に至ります。

治療法

抗菌薬による治療が基本です。治療中はシャワーを利用して、入浴を控えましょう。

猫に噛まれた後は必ず病院を受診しよう

(画像=stock adobe.com)

猫に噛まれた後は感染症にかかることも多いため、必ず病院を受診しましょう。放っておくと、病気になって重症化することもあります。

最悪の場合、死亡するケースもあるため注意が必要です。病院を受診する場合は、皮膚科や形成外科を受診しましょう。発熱やリンパの腫れがある場合は、内科を受診してください。

こちらの記事の監修医師

成増駅前かわい皮膚科

河合 徹

〇病院名 :成増駅前かわい皮膚科
〇医師  :河合 徹
〇アクセス:東京都板橋区成増2-17-13 ヒューリック成増2階
〇診療科 :一般皮膚科・小児皮膚科・老年皮膚科・皮膚外科・形成外科・美容皮膚科・アレルギー科・当日手術・レーザー治療
〇経歴:
台湾生まれ、東京都板橋区出身。
台湾大学医学部卒業。
日本国医師免許および台湾医師免許のダブルライセンス。
東京大学医学部皮膚科助教(2017年〜2019年)。
皮膚科専門医・がん治療認定医・産業医。
2020年11月、板橋区に成増駅前かわい皮膚科(https://kawai-hifuka.jp/)を開業。

    • 東京都板橋区成増2-17-13ヒューリック成増2F地図を見る
    • 東京メトロ有楽町線 地下鉄成増駅東武東上線 成増駅
    • 03-3938-1112
    • 皮膚科 小児皮膚科 形成外科 美容皮膚科 アレルギー科
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