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最終更新日:2022年7月8日

何も刺さってないのにチクチクする原因は?受診するなら何科?

こちらの記事の監修医師
宮田胃腸内科皮膚科クリニック
宮田 直輝

(画像=stock adobe.com)

肌に何も刺さってないのにチクチクするのは、もしかすると病気の症状かもしれません。肌にチクチクとした痛みは、神経痛、更年期障害、脳梗塞など数多くの病気の症状にあります。そこで、何も刺さってないのにチクチクすると感じたときに考えられる病気について挙げ、それぞれについて解説します。

何も刺さってないのにチクチクする症状が出る代表的な原因

何も刺さってないのにチクチクするときは、多くの場合、以下に挙げる4つの原因が考えられます。

神経障害性疼痛

神経障害性疼痛とは、何らかの原因によって神経が過敏になり、痛みが出る症状です。

原因は、がん、糖尿病、帯状疱疹後の痛みであることもあれば、ストレスなど心因性であることもあります。慢性的に痛みが持続するため、仕事や勉強など日常生活に悪影響となることも多いです。

帯状疱疹

帯状疱疹が始まるとき、多くの人は皮膚にチクチクするような痛み、激しい痛みを伴うようになります。帯状疱疹の皮膚症状が治まったあとにも、帯状疱疹後神経痛といって、皮膚のチクチク、ピリピリとした痛みが続くことがあります。これは帯状疱疹の合併症として、比較的多くの人に起こります。

コリン性蕁麻疹

コリン性蕁麻疹の症状のひとつにも、皮膚のチクチクとした痛みがあります。この蕁麻疹は汗をかいたときに出ることが特徴で、皮膚の痛みの他、汗をかいた部分にかゆみを伴うことも多いです。

入浴、運動、辛いものや温かいものを食べたあとに決まって湿疹やチクチクする症状が出るなら、コリン性蕁麻疹が疑われます。

更年期障害

女性ホルモンのエストロゲンには、肌の調子を整える働きがありますが、更年期になるとエストロゲンが減少するため、肌が乾燥しやすくなり、チクチクとした痛みやかゆみなどが起こることがあります。

また、更年期には自律神経のバランスが乱れますが、これが神経に何らかの障害を与えると、肌にチクチクとした痛みやムズムズとした不快感を覚えることがあります。

何も刺さってないのにチクチクする…部位別で多い原因

何も刺さってないのにチクチクするとき、どの部位に症状があるかによって、ある程度原因を絞り込むことができます。

背中・お腹・胸の場合…「帯状疱疹」

帯状疱疹は、主に上半身に現れます。背中やお腹、胸などがチクチクとするようなら、もしかすると帯状疱疹の症状が現れ始めているのかもしれません。早めに皮膚科を受診しましょう。

ふくらはぎの場合…「下肢静脈瘤」

ふくらはぎの血管にコブのような瘤や網目状に色が浮き出た血管などがあり、チクチクする感じがあるなら、下肢静脈瘤かもしれません。下肢静脈瘤の場合、チクチク以外にも、ピリピリとした感じや、ふくらはぎ全体の重だるさ、むくみなど、主にふくらはぎや足全体に症状が現れます。

太ももの場合…「閉鎖神経痛」「外側太腿皮神経痛」

太もものしびれやチクチクとする痛みは、閉鎖神経痛や外側太腿皮神経痛の可能性があります。

閉鎖神経痛の場合、太ももの内側が痛みます。これは、体の歪みなどで神経が圧迫されることで起こります。外側太腿皮神経痛の場合は、歩くなどして動かすと太ももの外側に痛みを感じます。太ももに痛みがある場合は、整形外科を受診しましょう。

手のひらの場合…「手根管症候群」

手根管症候群は、手首から手のひらにかけて走る正中神経が傷むことで起こる病気です。指先のチクチクとした痛みやしびれが特徴で、親指から薬指にかけて症状が現れ、小指はほとんど症状がありません。

足の指・足の甲の場合…「ニューロパチー」

ニューロパチーとは、別名で末梢神経障害といい、神経の働きが悪いために起こる病気です。症状には、足の指や甲がチクチクするなどの感覚障害、指先が冷えるなどの自立神経障害、足に力が入らないなどの運動障害があります。

ビタミン不足、大量飲酒、糖尿病など、原因はさまざまです。

片方の手や口・片半身の場合…「脳梗塞」

脳梗塞の初期症状では、体の片側の手足などが思ったように動かせなくなる、片麻痺という状態になることがあり、肌がピリピリ、チクチクとしたような感じがすることもあります。

また、呂律が回らなくなったり、視界の半分が見えなくなったりすることもあります。症状が片側だけに起こっているのなら、脳梗塞の初期症状かもしれません。命に関わることもあるので、早急に受診しましょう。

何も刺さってないのにチクチクする…病院に行くべき?

何も刺さってないのにチクチクする場合は、原因を特定するためにも受診することをおすすめします。

何も刺さってないのにチクチクする症状は受診がおすすめ

何も刺さってないのにチクチクする場合、原因によって対処法や治療法が異なります。最適な治療法を施すことが、症状改善への近道となるので、早めに専門医に診てもらいましょう。

何も刺さってないのにチクチクするときの受診は何科?

チクチクする症状以外に、赤みや湿疹等の皮膚症状があるときは皮膚科へ行きましょう。皮膚症状がなく、チクチクとした痛みが主な症状である場合は、ペインクリニック内科が専門です。

まとめ

何も刺さってないのにチクチクするときは、何らかの病気の可能性が高いでしょう。病気によって対処法が違うので、早めに病院を受診すると安心です。特に脳梗塞の初期症状だった場合は、早めの対処が命を左右します。我慢できる症状だからといって「大したことない」と放置するのではなく、いつもと違う症状があれば、診察を受けてください。

こちらの記事の監修医師

宮田胃腸内科皮膚科クリニック

宮田 直輝

2003年 台湾台北医学大学 医学部卒業
2005年 慶應義塾大学病院 初期研修
2006年 日本鋼管病院初期研修
2007年 慶應義塾大学病院消化器内科
2011年 恩賜財団済生会宇都宮病院勤務
2012年 慶應義塾大学大学院医学研究科博士号取得
2013年 テキサス大学サウスウエスタンメディカルセンター博士後研究員
2016年 国際医療福祉大学三田病院消化器センター講師
2019年 長峰整形外科・胃腸内科 副院長
2020年 宮田胃腸内科皮膚科クリニック
国際医療福祉大学三田病院消化器センター非常勤講師
JCHO山手メディカルセンター消化器内科非常勤
一般社団法人日の出医療福祉グループ顧問
台湾台北医学大学卒業、慶應義塾大学医学博士
元アメリカテキサス州サウスウエスタンメディカルセンター研究員