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最終更新日:2021年10月11日

食欲がない(食欲不振)ときの原因と改善策|食事は無理に食べない方が良い?

こちらの記事の監修医師
クリスタル医科歯科クリニック
中島 由美

食欲がない(食欲不振)ときの原因と改善策|食事は無理に食べない方が良い?
食欲がない(食欲不振)ときの原因と改善策|食事は無理に食べない方が良い?

(画像=Liza5450.adobe.com)

食欲がない原因はいくつかあり、その原因によって改善策は異なります。一時的な食欲不振であれば、様子を見ても良いですが、症状が長く続くなら医療機関の受診も検討しましょう。食欲がないときに考えられる原因と改善策をまとめました。また、どのようなときに病院へ行くべきかについても説明します。

目次

  1. 食欲がないときの4つの原因
    1. ①器質性の原因(消化器の病気)
    2. ②機能性の原因(胃腸の働きの低下)
    3. ③心因性の原因(精神的なストレス)
    4. ④薬剤性の原因(薬の副作用)
  2. 【原因別】食欲がないときの改善策
    1. ①病気が原因の場合
    2. ②胃腸の働きの低下が原因の場合
    3. ③ストレスが原因の場合
    4. ④薬の副作用が原因の場合
  3. 食欲がない場合の食事・食べ物の工夫
  4. 食欲不振で医療機関の受診を検討すべきタイミング
    1. 数週間以上、食欲不振が続いている
    2. 食欲不振によって体重が減少している
    3. 胃痛・腹痛・吐き気などの症状もある
  5. 食欲のない状態が続く原因は複数ある|原因に合わせた改善策が重要

食欲がないときの4つの原因

空腹の状態が続くと血糖値は低下し、空の胃が収縮することで、お腹が鳴ります。そして、脳の視床下部の摂食中枢が刺激されることで、空腹を感じ、食欲がわきます。これが食欲のメカニズムです。

忙しくて、一時的に空腹を感じないというケースはあるものの、食欲がわかなくても、栄養がいらないわけではありません。そのため、長く食欲不振が続く場合は特に注意が必要です。

食欲がない場合、さまざまな原因が考えられますが、それらは大きく次の4つに分類されます。

【食欲がないときの4つの原因】
①器質性の原因
②機能性の原因
③心因性の原因
④薬剤性の原因

食欲不振という症状は一緒でも、それぞれ原因が異なります。夏バテのような一時的な原因もあれば、病気によって食欲がわかないこともあるので注意してください。

それぞれがどのような原因なのかを具体例とあわせて確認していきましょう。

①器質性の原因(消化器の病気)

器質性の原因とは、病気による食欲不振のことです。主に消化器の病気が原因となっていて、具体的には以下のような病気では食欲不振が起こります。

【食欲不振が起こる病気】
・消化器のがん(胃がん・すい臓がん・大腸がんなど)
・慢性胃炎
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・感染性腸炎(ノロウイルス、カンピロバクターなど)
・甲状腺機能低下症
・電解質異常(熱中症など)

消化器とは食道、胃腸、肝臓、すい臓などで、がんになると食欲不振の症状が出ることもあります。

また、甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモンの分泌量が減り、食欲がなくなります。その場合、食欲不振だけでなく、疲労感や倦怠感、発汗、便秘などの症状も見られることが多いです。

上記以外では、風邪やインフルエンザ、心臓の病気、内分泌系の病気、糖尿病などでも食欲がなくなることもあり、器質性の原因だけでも、可能性はひとつではありません。

そのため、食欲不振以外の症状や病院での検査によって、原因を特定することが重要になります。食欲不振の原因になっている病気が進行すれば、別の症状も現れる危険性があるので注意してください。

②機能性の原因(胃腸の働きの低下)

胃腸の働きが低下したことで起こる食欲不振は、機能性の原因に分類されます。

具体的には、自律神経の乱れ、夏バテなどによって食欲がわかないといったケースです。医療機関では「機能性ディスペプシア」と診断されることが多く、ストレスや不規則な生活習慣、大量のアルコール摂取などによって自律神経のバランスが崩れることが原因として挙げられます。

胃炎や逆流性食道炎の場合、内視鏡検査をすれば炎症などの異常が見つかります。一方、機能性ディスペプシアは、検査をしても異常が見つかるとは限りません。

機能性ディスペプシアとは、原因だと分かる異常がなくても症状が出る病気だと考えてください。

「すぐに満腹になる」「胃がもたれる」「胃痛がする」などの症状があり、食欲不振になることも多いです。

③心因性の原因(精神的なストレス)

機能性の原因でもふれましたが、食欲と自律神経は関係があり、ストレスによって自律神経が乱れてしまうこともあります。

精神的、もしくは肉体的なストレスを継続して受けると、交感神経の働きは過剰になり、反対に副交感神経の働きは抑制されて、食欲がなくなります。
このようなケースが心因性の原因です。

食欲は視床下部によってコントロールされていますが、ストレスによって食欲を増進する信号が出にくくなることがあります。

このように自律神経に問題が起きている場合は「自律神経失調症」に該当し、食欲不振以外にも、発汗、めまい、不眠などの症状が出ることもあるので注意しましょう。

心因性の原因になるそのほかの病気には、「うつ病」「神経性やせ症(拒食症)」などもあります。

④薬剤性の原因(薬の副作用)

食欲不振になる原因の最後が薬剤性です。

食欲不振はよく見られる副作用のひとつで、痛み止めや細菌に効果のある抗菌薬、ほかにも、抗がん剤などで食欲がわかなくなることはあります。

病院で処方される薬だけでなく、市販の薬でも食欲不振になることはあるので、現在服用している薬がある場合はどのような副作用があるのかを確認しておきましょう。

【原因別】食欲がないときの改善策

食欲がないときの改善策は、何が原因かによって異なります。先ほど挙げた原因ごとに改善策を見ていきましょう。

①病気が原因の場合

病気が原因で食欲不振が起きている場合、その病気の治療が必要です。そのため、どのような病気なのかによって治療方法は変わります。食欲不振が起こる病気は多岐にわたるので、まずはしっかりと検査を受けるようにしてください。

②胃腸の働きの低下が原因の場合

胃腸の働きが低下したことで食欲不振になっている場合、生活習慣の見直しが改善に繋がります。生活習慣が不規則だったり、暴飲暴食が多かったりすると、胃腸の働きが低下するので注意してください。

また、それでも改善が見られないときは、胃腸の働きをサポートする薬や消化を助ける薬なども有効です。

③ストレスが原因の場合

ストレスで食欲がない場合、その原因となっている理由の解決が重要です。ただ、根本的な原因の解消は難しいこともあります。

そのため、ストレスを溜めないように、適度に発散するようにしましょう。加えて、うつなどの症状もあるときは、心療内科の受診が有効なケースもあります。

④薬の副作用が原因の場合

薬の副作用で食欲がないときは、原因となっている薬の服用を止める、薬を変更するなどの方法があります。ただし、処方されている薬であれば、まずは医師に相談するようにしましょう。

病気によっては副作用があっても、薬の服用を継続すべきというケースもあるので、医師の指示に従うようにしてください。

食欲がない場合の食事・食べ物の工夫

食欲がない場合、無理に多くの量を食べようとする必要はありません。しかし、食欲がなくても体に栄養は必要です。

そのため、何度かに分けても良いので、少量ずつ食事をするようにしましょう。特にビタミン類は不足しやすいため、積極的に摂取することが重要になります。

消化の悪い食べ物は避けて、胃腸の負担になりにくいうどん、野菜のスープ、バナナやリンゴなどが良いです。また、どうしても食べられないときでも、水分補給はしっかりと行ってください。

食欲不振で医療機関の受診を検討すべきタイミング

食欲不振で次のようなケースに該当するときは、医療機関の受診を検討してください。

【食欲不振で医療機関の受診を検討すべきタイミング】
・数週間以上、食欲不振が続いている
・食欲不振によって体重が減少している
・胃痛、腹痛、吐き気などの症状もある

数週間以上、食欲不振が続いている

数日の食欲不振であれば様子を見ても良いですが、その期間が1週間、2週間と続くときは医療機関を受診しましょう。夏バテや一時的な体調不良ではなく、別の病気が原因の可能性もあります。

食欲不振によって体重が減少している

もし食欲のわかない状態が続いて、体重が減少してしまっているなら、医療機関の受診を検討すべきでしょう。体重の減少は、食欲不振に加えて、下痢や嘔吐などの症状も原因になります。十分に栄養が吸収されていない可能性があるので注意が必要です。

胃痛・腹痛・吐き気などの症状もある

食欲不振だけでなく、胃痛や腹痛、吐き気など別の症状があるときも注意してください。このようなケースでは、病気が食欲不振の原因になっていることも考えられます。その場合、病気が治癒しないと、食欲不振も治りません。

食欲のない状態が続く原因は複数ある|原因に合わせた改善策が重要

食欲がわかない原因は「器質性」「機能性」「心因性」「薬剤性」の4種類に分けられ、原因ごとに対処法が異なります。生活習慣の見直し、改善は重要ですが、病気や薬の副作用が原因であれば食欲不振は改善されません。そのため、食欲がないときは、原因に合わせた改善策が重要です。

食欲不振であっても医療機関を受診すべきケースもあるので、体重が減ったり、ほかの症状も出たりしているときは、病院へ行くことも考えましょう。

 

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こちらの記事の監修医師

クリスタル医科歯科クリニック

中島 由美

所属:クリスタル医科歯科クリニック
診療科目:内科・美容皮膚科・アレルギー科など
・ニューヨーク州バッファロー市生まれ
・金沢医科大学 医学部 卒
・金沢医科大学病院にて小児科・内科研修
・大阪・神戸・東京・福岡の病院で内科と皮膚科を担当
・2018年8月クリスタル医科歯科クリニック内に内科、美容皮膚科、アレルギー科を開設

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