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最終更新日:2022年12月28日

体温調節が上手くできない|暑い・寒い・汗が出ないといった症状の原因と対処法

こちらの記事の監修医師
クリスタル医科歯科クリニック
中島 由美

(画像=stock adobe.com)

体温調節ができない場合、自律神経の乱れや冷暖房による極端な温度差などが原因として考えられます。他にも病気が原因で体温調節が上手くできないケースもあります。体温調節が上手くできず、「暑い」「寒い」「汗が出ない」といった症状があるときの原因と対処法についてまとめました。

体温調節できない場合に考えられる原因

体温調節が上手くできない場合、さまざまな要因が考えられます。例えば、交感神経と副交感神経からなる自律神経は、体温調節をする役割を担っていますが、ストレスなどでバランスが崩れることがあります。

その他には冷暖房による外気温との温度差、加齢に伴う体の変化なども体温調節ができない原因です。また、病気により起こることもあるため、その場合は医療機関を受診するようにしてください。体温調節できない主な原因について説明していきます。

ストレスなどによる自律神経の乱れ

自律神経はさまざまな体の機能をコントロールしていますが、体温の調節もそのひとつです。気温の変化などに応じて、自律神経は自動的に体温を調節してくれます。

しかし過度なストレスなどの原因により、自律神経が乱れます。すると体温調節が上手くできないだけでなく、「動悸・息切れ」「頭痛」「耳鳴り」「倦怠感」「食欲減退」など、多岐にわたる症状が出ることがあります。

冷房・暖房による極端な温度差

前述の自律神経の話とも関連しますが、屋内外の極端な温度差も自律神経の乱れの原因になります。冷房や暖房によって極端な温度差が生まれると、体がついていけなくなります。激しい温度差が何度も繰り返された場合、自律神経のバランスが崩れ、体温調節も上手くいかなくなります。

適切に冷暖房を使うことは、夏バテや熱中症、風邪などの対策に繋がるため重要です。サーキュレーターを併用するなどして、極端な温度差が生まれないように注意しましょう。

加齢による体の変化

人間の体に備わっている体温調節の機能は、加齢によって衰えていきます。例えば筋肉量が減れば体温は低くなりやすく、また歳をとると体温が上がっても暑さを感じにくくなります。

「暑さを感じず、冷房をつけようとしない」「トイレが近くなるのを嫌って十分な水分補給をしない」といったときは、熱中症のリスクが高まるため特に注意してください。高齢者と一緒に暮らしている場合は、家族が室温などに気を配ることも重要です。

甲状腺の病気

甲状腺は、新陳代謝に関係する情報伝達物質(甲状腺ホルモン)を分泌する器官です。この甲状腺が病気になった場合、新陳代謝が活発になったり、反対に悪くなったりします。

主な甲状腺の病気としてはバセドウ病や橋本病が挙げられます。バセドウ病は甲状腺の働きが過剰になるのに対して、橋本病は甲状腺の機能が低下します。どちらも自己免疫疾患であり、首元の腫れなどは共通の症状です。

バセドウ病や橋本病を治療せずに放置するのは、心不全などのリスクを高めるため危険です。甲状腺の病気が疑われるときは、早めに内分泌科や耳鼻咽喉科を受診してください。

女性の体温調節できないのは更年期障害の可能性も考えられる

体温調節ができない原因について説明してきましたが、女性の場合は更年期障害の可能性も考えられます。40〜50歳前後に迎える更年期では、自律神経に乱れが生じやすくなります。女性ホルモンの急激な減少に伴って交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、体温調節などが上手くいかなくなります。

更年期障害の主な症状

更年期障害では以下のようなさまざまな症状が出ます。

  • イライラ
  • 倦怠感
  • 火照り
  • 発汗
  • 冷え
  • めまい
  • 頭痛

ただし、前述のバセドウ病と更年期障害の症状は似ています。自己判断するのが難しいケースもあるため、気になる症状があるときは医療機関を受診するのが確実です。

男性も更年期障害になることがある

更年期障害は女性だけでなく、男性にも起こります。加齢などによって男性ホルモンが減少することで、火照りや発汗、イライラなどの症状が出やすくなります。女性の場合は閉経後数年で徐々に症状が落ち着きますが、男性の更年期障害に明確な終わりはありません。

男性の更年期障害は生活習慣の見直しによって改善できるケースもあります。また、具体的な症状には対症療法、男性ホルモンの値が明らかに低いときは「男性ホルモン補充療法」による対処も可能です。

不規則な生活習慣により子どもも体温調整できないケースがある

ストレスや過度なダイエット、加齢などが体温調節できない原因になりますが、不規則な生活が続けば子どもにも同じような症状が出ます。体温調節が上手くできないのは、大人だけの問題ではありません。「遅くまで起きている」「朝寝坊することが多い」「就寝・起床の時間がバラバラ」といったケースでは、自律神経の働きが低下しやすくなるため注意が必要です。

生活習慣の中で、自律神経の機能を低下させないために意識すべきことは大人と一緒です。日常生活での対処法については後述するのでそちらを参考にしてください。

コロナが原因で体温調節できなくなることもある?

新型コロナウイルスによる後遺症として自律神経障害も報告されています。自律神経障害の中には「体温調節障害」も含まれるため、新型コロナウイルスに感染した場合、その後遺症で体温調節ができない可能性も否定できません。もし後遺症に悩んでいるのであれば、自治体に設置されている窓口などで相談してください。

また、感染対策のためのマスクの使用にも注意が必要です。気温の高い夏はマスクの着用により熱が逃げず、熱中症のリスクも高まります。「周囲に人がいないときはマスクを外す」「喉の渇きを感じる前に水分補給する」「気温の高い時間帯は屋外での活動を控える」などを意識して、新型コロナウイルスと熱中症の両方に注意しましょう。

体温調節が上手くできないときの日常生活での対処法

原因が日常生活の中に隠れているケースもあります。特に自律神経の乱れは生活習慣の影響を受けやすいので注意してください。「体温調節ができない」と感じた場合の日常生活での対処法について説明します。

生活のリズムを整える

自律神経の乱れを防ぐためには、生活リズムを整えることが重要です。できるだけ平日と休日の起床時間の差を少なくし、朝は太陽光をしっかりと浴びるようにしましょう。また、寝る前のスマートフォンの使用を控えることも有効です。

ストレスを溜めないようにする

繰り返しになりますが、ストレスも自律神経が乱れる原因です。人間の体はストレスを受けると交感神経が優位になります。

本来は体をリラックスさせる副交感神経も働きますが、ストレスを受け続けると交感神経が優位な状態が続き、2つのバランスが崩れてしまいます。ストレスは溜め込まないようにし、十分な睡眠時間も確保して、体を休めるようにしましょう。

栄養バランスの良い食事を意識する

食生活の偏りによって体温調節機能が低下しているケースもあります。鉄分が不足すれば鉄欠乏性貧血のリスクが高まりますし、食事の量が少ないことは冷えの原因になります。食事は栄養バランスを考え、十分な量をとりましょう。前述の生活リズムを整えるという意味では、朝食を抜かないことも大切です。

適度な運動で筋肉をつける

筋肉量の少なさは冷えに繋がります。筋肉は熱を生むため、筋肉量の少ない人は冷えを感じやすくなります。加齢によって筋肉は衰えていくので、特に高齢者は注意が必要です。

また、筋肉が少ないと血流も悪くなり、血液が十分に全身を巡りません。習慣的に適度な運動をして筋肉をつけるようにしましょう。

冷房・暖房の使いすぎに注意する

熱中症や風邪などを防ぐためには、適切な冷暖房の使用が重要です。冷房による冷やしすぎ、暖房による暖めすぎは、体の体温調節機能に影響します。「冷暖房の温度設定を変更して外気温との極端な温度差を作らない」「エアコンの風が直接当たらないようにする」「定期的に換気する」「サーキュレーターを併用する」「気温にあった服装をする」などを意識しましょう。

体温調節ができないときは自律神経失調症も考えられる|つらい症状があるときは病院へ

体温調節ができない場合、ストレスや生活習慣、加齢などによる自律神経の乱れが原因として考えられます。交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで感じる諸症状は自律神経失調症です。日々の生活を見直し、自律神経の乱れに繋がる要因があれば改善しましょう。

また、鉄欠乏性貧血やバセドウ病などの甲状腺の病気でも、体温調節機能に障害が出ます。症状を緩和したり、原因を治療したりすることも可能なので、つらい症状があるときは医師に相談するようにしてください。

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こちらの記事の監修医師

クリスタル医科歯科クリニック

中島 由美

〇診療科 :内科,美容皮膚科,アレルギー科,アンチエイジング外来,女性外来,産業医

【経歴】
ニューヨーク州バッファロー市生まれ
金沢医科大学 医学部 卒
金沢医科大学病院にて小児科・内科研修
大阪・神戸・東京・福岡の病院で内科と皮膚科を担当
2018年8月クリスタル医科歯科クリニック内に内科、美容皮膚科、アレルギー科を開設

【資格】
日本内科学会 認定内科医
日本医師会 認定産業医
抗加齢医学会 専門医

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