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最終更新日:2021年12月24日

HIVの初期症状とは?勘違いしやすい病気についても紹介

こちらの記事の監修医師
クリスタル医科歯科クリニック
中島 由美

(画像=Sample blood collection tube with HIV test label on HIV infection screening test form./stock adobe.com)

HIVの初期症状にはどのようなものがあるでしょうか。HIVの初期症状は普通の風邪やインフルエンザと似たような症状なので、HIV感染と気づかずにエイズを発症してしまう人も多いです。また、感染した全員が初期症状が出るわけではありません。ここでは、HIVに感染したときの初期症状について解説します。

HIVの初期症状とは?

(画像=Question marks with young woman holding a tablet computer/stock adobe.com)

HIVの初期症状として見られる兆候は、次の7つです。

● 発熱
● 喉の痛み
● 倦怠感
● 下痢
● 体重の増減
● 帯状疱疹
● 口腔カンジダ症

初期症状は風邪に似たものが多く、すべての人に現れるわけではありませんが、感染した半分ほどの人は上記の症状が出ると言われています。インフルエンザに似た症状のため、この症状だけでは、HIVに感染したと自覚がない人も多いです。

エイズに感染した場合、初期症状から治療を始めることができたら、エイズ発症を遅らせることができます。もし、HIV感染に心当たりがあり、上記の症状が出た場合には病院で検査を受けてください。

次に、HIVの初期症状について詳しく解説します。

発熱

発熱はHIVの初期症状として見られる1つの兆候です。HIVに感染した直後は、ウイルスが体内で急激に増加したことによって、39度以上の高熱が出ることもあります。

喉の痛み

喉の痛みもHIVの初期症状として見られますが、普通の風邪と同じなので見極めが非常に難しいといえます。

倦怠感

倦怠感も風邪と似ていますが、HIVの初期症状の1つです。倦怠感は自然と治るものなのでHIVの感染に気づかないかもしれません。

下痢

下痢の症状が出た場合、数日で治らず、1ヶ月などの長期間にわたり下痢が続き、HIV感染に心当たりがあるようであれば、HIVの初期症状を疑った方がいいかもしれません。

体重の増減

2ヶ月で10%以上の体重減少があるなどの兆候もHIV初期症状の1つです。急激なダイエットなど、他に原因が迷惑にある場合は別ですが、全く心当たりがない場合にはHIVの疑いも考えた方がいいかもしれません。

帯状疱疹

HIVに感染することで免疫力が低下し、帯状疱疹の発症も考えられます。最初は患部がヒリヒリするような痛みが生じ、虫に刺されたような水ぶくれや赤い発疹が生じますが、水疱瘡の可能性もあるため全てHIVの初期症状であると決めつけない方がいいでしょう。

口腔カンジダ症

口の中の粘膜に白い病変がみられる口腔カンジダ症もHIV初期症状で多く見られる兆候の1つです。口腔カンジダ症が見られることは、免疫機能低下のサインであり、さらにHIV感染の進行度を示しているとも言われており、口腔内病変で最も多く出現するといわれています。

HIVの初期症状はインフルエンザと勘違いしやすい

(画像=Sick exhausted girl in scarf is lying in bed wrapped in blanket. Young woman with fever and headache is measuring temperature with thermometer, treated at home. Winter cold and flu concept./stock adobe.com)

HIVの初期症状をご紹介しましたが、インフルエンザと勘違いしやすい症状が多いです。しかし、インフルエンザ・ウイルスの場合は感染から1日から5日でインフルエンザを引き起こします。

一方でHIVの場合、初期症状が出るのは感染してから数週間後です。症状が現れる期間の違いはありますが、身体に見られる兆候が似ているためHIV感染と判断するのは非常に難しいでしょう。

そのため、インフルエンザと自己判断してしまい、気づかない人も多くいます。これがHIVの怖いところです。

HIVの感染確率とは?

HIVの感染率は、膣を介した行為の場合、男性側は0.05%、女性は0.1%です。性行為で一番確率の高い肛門を用いた性行為(受け入れ側)でも0.5%という、非常に低い感染率ではあります。

しかし、クラミジアなどの性感染症に感染し、粘膜の炎症が原因となって感染率が上がる可能性もあるため、注意が必要です。

予防法は他の性病と同じく、性行為を行う場合は正しくコンドームをつけて行い、不特定多数と関係を持たないことが挙げられます。

感染経路については後ほど紹介しますが、一番多いのは性行為からによるものです。これは自分自身で防ぐことも可能なので、自分の身を守るだけでなく相手を思いやって必ずコンドームを使って行為をするようにしてください。

HIVの初期症状はいつから出る?

HIVの初期症状は、感染から2週間から4週間程度で兆候が見え始めます。HIVに感染するとHIVが急激に体内で増殖を始め、CD4陽性リンパ球が破壊されていくからです。

ここまでに紹介した初期症状が見られますが、インフルエンザや普通の風邪と似たような症状です。長期間にわたり症状が続くものではなく自然と治るため、HIVに感染したと気づくのはなかなか難しいでしょう。

たとえばインフルエンザの時期ではないのに似たような症状が出てしまったときや、HIV感染に心当たりがある場合は、病院で検査を受けることをおすすめします。

HIVの初期症状が出ないこともある?

HIVに感染した人の半分ぐらいは初期症状が出ないと言われています。そのため、自分がHIVに感染していると気づかず、エイズが発症してから初めて感染に気づく人もいて、その間に自分が媒体となり移している可能性も否定できません。

もしもHIVに心当たりが少しでもあるならば、自分自身の命を守るためだけでなく、人にうつさないためにも病院で検査を受けましょう。

治療せずに放置しているとエイズが発症し、病気から身を守ってくれる免疫力を徐々に弱めてしまいます。

この状態は「いきなりエイズ」と呼ばれており、HIV感染の恐ろしさを表しているといってもいいでしょう。

HIVの初期症状からエイズを発症するまでの期間

個人差はありますが、初期症状からエイズ発症までの期間は、数年から長いと10年以上といわれています。

自覚症状が何もない「無症候性キャリア期」と呼ばれており、自分からHIV検査を受けない限り感染に気づけません。

症状が出ないから安心というわけではなく、体内ではHIVが増殖を続けており、CD4陽性リンパ球数の低下により免疫力は徐々に低下していきます。

ある程度まで免疫力が低下すると、長期にわたる下痢や寝汗、急激な体重減少、帯状疱疹や口腔カンジダ症などの病気に罹りやすくなるため、この時期になって初めてHIV感染に気づく人も多いです。

初期症状が出ておりHIV感染の心当たりがあるときは、なるべく早い段階でHIV検査を受けるといいでしょう。

HIVの感染経路とは?

(画像=Hand holds test tube for HIV test./stock adobe.com)

HIVの主な感染経路は3つあります。

● 母子感染
● 性感染
● 血液感染

感染経路を知っておけばHIV感染を防ぐことも可能です。

一方で、咳やくしゃみ、汗や涙からの感染はありません。また、感染者と同じ便座に座ったり、手すりやつり革からの感染もありませんので、HIV感染者がいるからと無闇に避けるのもよくないでしょう。

HIVは人の血液精液膣分泌物母乳といった体液に存在するため、これらの体液が体内に侵入することで感染します。ここではHIVの感染経路について詳しく紹介します。

母子感染

母親がHIVに感染していると、妊娠中や出産時にHIVが子供に感染する可能性や、母乳にもHIVが存在することから授乳による感染するリスクもあります。

日本では母親にHIVに対する薬を内服し、母乳を与えないなどの対策をとることで子供へのHIV感染を約0.4%以下まで抑えることが可能です。

そのため、妊婦検診時のHIV検査はとても重要です。少しでもリスクを感じているならば、これから生まれてくる子供のためにも検査を受けるといいでしょう。

性感染

性感染は最も多いHIV感染経路と言っていいでしょう。

HIVを含む精液膣分泌液血液などが性行為によって相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口から体内に入り感染するケースです。

口ならいいだろうとコンドームを使わないと、HIV感染リスクが高まります。HIVに感染しやすい行為をすれば、誰にでも感染する可能性があるため、性行為におけるコンドームの正しい使用は、エイズやその他の感染症予防にとって非常に有効な手段です。

また不特定多数の人と性行為を行わないこともHIV感染やその他の性病を防ぐため、自分自身を律する心も持つといいでしょう。

血液感染

血液感染は、覚醒剤の静脈注射の回しうちなど注射器具の共有が主な原因です。

日本の医療機関や献血場所は、一度きりの使い捨て注射針を使用しているため使い回しによる感染の心配はありません。

また、日本では献血された血液は検査により安全性が確保されていますが、極めてまれに感染するリスクはあり、輸血用血液からの感染の可能性もゼロでないことは覚えておきましょう。

なぜなら、HIV感染初期の人が献血された場合、現在の技術水準でも完全にチェックすることはできず、すり抜けてしまう可能性がゼロではないからです。

HIV検査目的の献血は、輸血される人の安全を第一に考え、絶対にやめてください。なお、献血由来の血液凝固因子製剤には加熱処理が行われているので、現在の血液凝固因子製剤で感染することはありません。

まとめ

(画像=Hand holding red ribbon, hiv awareness concept, world AIDS day, world hypertension day/stock adobe.com)

HIVの初期症状について解説しました。普通の風邪やインフルエンザと症状が似ているため、なかなかHIVに感染したと気づくのが難しいです。

そのため、自身にHIV感染が思い当たり、時期でもないのにインフルエンザと似たような症状が出ている場合、病院でHIV検査を受けるといいでしょう。

初期症状の段階から治療できれば、エイズ発症を遅らせられます。HIVに感染したと自身で認めることは非常に怖いことは理解できますが、検査しなければわからないものなので、勇気を出して病院に行きましょう。

そして、何よりも感染しないことが重要なので、性行為を行うときは正しくコンドームを使ってください。

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こちらの記事の監修医師

クリスタル医科歯科クリニック

中島 由美

〇病院名 :クリスタル医科歯科クリニック
〇医師  :中島 由美
〇アクセス:福岡県福岡市中央区天神4丁目6−7 天神クリスタルビル 2F
〇診療科 :内科,美容皮膚科,アレルギー科,アンチエイジング外来,女性外来,産業医

《経歴》
・ニューヨーク州バッファロー市生まれ
・金沢医科大学 医学部 卒
・金沢医科大学病院にて小児科・内科研修
・大阪・神戸・東京・福岡の病院で内科と皮膚科を担当
・2018年8月クリスタル医科歯科クリニック内に
内科、美容皮膚科、アレルギー科を開設

《資格》
資格
・日本内科学会 認定内科医
・日本医師会 認定産業医
・抗加齢医学会 専門医

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