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最終更新日:2022年5月14日

白目の黄ばみ、肝臓などの病気による黄疸、スマホも原因に!白くするには

こちらの記事の監修医師
めじろ内科クリニック
久野 伸夫

(画像=stock adobe.com)

白目の黄ばみは、黄疸かもしれません。黄疸は肝臓や胆管などの病気が進行しているサイン。放置するのは危険です。白目の黄ばみは他にも、紫外線やブルーライトなど、日常生活が原因で起こることもあります。白目の黄ばみを白くするためには、原因を特定して対処法を講じることが必要です。そこでここでは、白目の黄ばみの原因と対処法について解説します。

白目の黄ばみは黄疸の可能性

白目の黄ばみは、黄疸の可能性があります。黄疸とは、肝臓や胆管まれに膵臓に異常があると現れる症状のひとつで、黄疸が出るということは病気が進行しているサインです。次で詳しく解説します。

黄疸とは

黄疸は、皮膚全体が黄色っぽく変色し、目の白目の部分も黄ばむ症状です。
黄疸は血中のビリルビンが多くなることで起こります。このビリルビンとは、役目を終えるなどした赤血球(ヘモグロビン)が脾臓で分解される過程で生じるもので、肝臓から胆管を通って胆汁中に入り、通常は便と一緒に排出されます。
ところが、肝臓機能が低下したり、胆管や膵臓の病気などで胆管が圧迫されたり詰まったりすると胆汁の流れが悪くなり、血中のビルビリンが多くなります。そのため、皮膚や白目が黄ばむようになります。
黄疸が出ると、尿の色がいつもより濃くなります。

黄疸の原因は肝臓の不調

黄疸は、ビリルビンが排出されるまでの過程で、ひとつでも異常があれば起こりやすくなります。黄疸の原因としてよくあるのが、肝臓の不調です。肝臓の機能が低下すると、ビリルビンをうまく代謝することができないため血中ビリルビンが増加し、皮膚や白目など、体全体が黄ばんできます。
肝臓の病気は発見されにくく、自覚症状もほとんど無いため、検査などで見つかったときにはかなり進行しているケースが多いです。実際黄疸も、肝臓の病気がかなり進行してから起こります。
他に、胆管や膵臓の病気で黄疸が出ることもあります。胆石による胆管の閉塞では腹痛をともなうことが多く見つけられやすいのですが、胆管や膵臓のがんは気づきにくく、放置すると手遅れになる可能性があるので注意が必要です。
黄疸の症状に気づいたら、すぐに受診をして治療を始めることが大切です。

肝臓の不調で現れるその他の症状

肝臓に炎症が起きている状態を肝炎と言います。
肝炎とは、ウイルス、アルコール、肥満、遺伝などさまざまな要因で肝臓に炎症が起こり、肝臓の細胞が破壊されて機能が次第に低下していく病気です。慢性肝炎や肝硬変になるとがんに発展することもあります。そのため、早期に発見し、治療を始めることが大切です。
慢性肝炎の場合、多くは無症状ですが皮膚のかゆみや倦怠感がみられることがあります。主にウイルスによって起こる急性肝炎では、頭痛、発熱、倦怠感、吐き気・嘔吐、腹痛などの症状が現れます。
また、肥満、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病のリスクが高い人も、肝炎になりやすいと言われています。

黄疸以外に考えられる白目の黄ばみの原因

(画像=stock adobe.com)

白目の黄ばみは、黄疸だけが原因ではありません。日常生活の中にも、白目が黄ばむ原因が潜んでいます。

瞼裂斑

瞼裂斑(けんれつはん)は、黒目の真横にある白目の部分が黄色っぽく変色した状態です。
コンタクトレンズや紫外線等によるダメージで結膜が分厚くなっているために、黄ばんだようになります。
ひどくなると白目の一部が盛り上がり、炎症を起こして充血することもあります。

紫外線による日焼け

日焼けは皮膚や髪の毛だけに起こるものではなく、実は目も日焼けをします。
紫外線によって瞼裂斑になると、白目の一部が黄ばみ、目立つようになります。軽度であれば気が付かないことも多いのですが、症状が進むと目立つようになり、美容の悩みともなりがちです。

紫外線を浴びつづけると、白目の黄ばみだけではなく、白内障や電気性眼炎(雪目) など、病気の原因になることもあります。
日頃からサングラスやコンタクトレンズ、帽子などで紫外線を予防することが大切です。

スマホやパソコンのブルーライト

ブルーライトは紫外線に近い光線で、目にダメージを与え、視力や目の機能を低下させる原因になります。
ブルーライトの浴び過ぎは白目が黄ばむ原因になり、目の乾燥や充血を引き起こす元にもなります。
スマートフォンやパソコンは、現代人にとって必要不可欠なツールです。スマートフォンやパソコンを全く使わずに生活するのは難しいことですが、必要のない時にはなるべく距離を置き、スクリーンを見ない時間を意識的に作ることが大切です。

白目の黄ばみを白くするには

(画像=stock adobe.com)

白目の黄ばみを白くするには、目に紫外線が当たらないように工夫したり、スマホやパソコンをなるべく使わないようにしたり、日常で気をつけられることを実践してみましょう。
根本的に治すためにも専門医を受診することもおすすめです。

原因を特定することが重要

白目の黄ばみを黒くするには、むやみやたらに対処法を試すのではなく、原因を特定することが先決です。まずは、自分の生活習慣を振り返り、改善する方法がないかを確かめてみましょう。

白目の黄ばみで病院を受診するなら何科?

白目の黄ばみで受診するのは、眼科です。眼科では症状を特定するために検査をしますが、肝臓の病気や他の部位に疾患が見つかった場合は、内科などを紹介される場合があります。

まとめ

白目の黄ばみの原因は、肝臓の病気などによる黄疸の症状かもしれません。また、紫外線やブルーライトなど、日常生活の中にある場合もあります。
白目の黄ばみが気になる場合は、まずは専門医に相談し、原因を特定しましょう。

こちらの記事の監修医師

めじろ内科クリニック

久野 伸夫

〇診療科 :内科・糖尿病内科・消化器内科

【経歴】
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本糖尿病学会専門医
労働衛生コンサルタント

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