最終更新日:2021年10月22日
秋の花粉症にも注意!注意すべき花粉の種類から対策まで解説
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こちらの記事の監修医師
いなばクリニック
稲葉岳也
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花粉症というと、春に症状が出るもの、と考えている人も多いかもしれませんが、実は秋にも発症します。この記事では、秋の花粉症の原因から具体的な期間、どういった花粉に注意するべきなのか、花粉の具体的な種類などについて解説します。また、秋の花粉症に対して行える対策についても取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
秋の花粉症の原因
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秋の花粉症は、秋特有の植物の花粉が原因となって発症します。これらの花粉は夏の終わり頃から遅いものだと12月ごろまで飛散するとされています。
春の花粉症との違い
春の花粉症と秋の花粉症は、花粉症の原因となる植物が異なる点が大きな違いとして挙げられます。一方で、スギ花粉に弱い人は、秋の花粉症にもかかりやすいとされているなど、春と秋で関連している部分もあると言えるでしょう。
秋の花粉症はいつまで?
詳しくは後述しますが、秋の花粉症を引き起こす花粉の種類にはブタクサやヨモギ、カナムグラなどが挙げられます。これらの花粉は8月から10月にかけて飛散し、9月に飛散量のピークを迎えるとされています。そのため、特に8月末から9月は花粉症対策をするなど注意が必要です。ちなみに、関東地方の場合、ブタクサの花粉は12月ごろまで飛散するケースもあるなど、花粉症の期間が長くなる恐れもあります。
秋の花粉症の症状
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秋の花粉症の症状には、春の花粉症と共通しているものが少なくありません。具体的には、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目の充血、かゆみなどです。
一方で、秋ならではの症状としては、喉のイガイガ感や、喘息のような症状が挙げられます。これは、秋の花粉症は花粉の粒子が春よりも小さく、喉の奥や気管に入り込む恐れがあるためです。
秋に注意すべき花粉
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先ほども少し触れていますが、秋に注意すべき花粉として、キク科のブタクサやヨモギ、さらにはカナムグラなどが挙げられます。それぞれの花粉の飛散時期は以下の通りです
・ブタクサ:8月~10月(地域によっては12月ごろまで)
・ヨモギ:8月中旬~10月
・カナムグラ:8月下旬~10月
ブタクサやヨモギは、公園や河原など、あちこちで見られる植物です。ブタクサは黄色の、ヨモギは紫褐色の花が咲くため注意してください。
カナムグラはアサ科の植物で、こちらも住宅地やオフィス街などで見られます。カナムグラは道端だけでなく、電柱やガードレールなどに絡みつき、比較的高い場所に生息していることもあります。
秋の花粉症対策
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秋の花粉症対策は、基本的に春の花粉症対策と同じです。具体的には以下のようなものが挙げられます。
・マスクの着用
・うがいの徹底
・洗顔
・帰宅時は服をよく払う
・部屋を掃除する
マスクの着用は花粉を吸い込む量を減らしてくれ、鼻水など花の症状を軽減してくれます。また、うがいは喉に入り込んだ花粉を取り除くことが可能です。特に秋の花粉症は喉にも症状が見られるため、喉に違和感があるときはしっかりと行いましょう。
また、顔にも花粉がついているため洗顔も忘れてはいけません。そして帰宅したときは、部屋に入る前に衣類に付着した花粉をしっかりと払うようにしてください。それでも室内に花粉が入ってくる可能性はあるため、こまめに掃除することも大切です。
秋風邪と間違えないように注意
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秋の花粉症は、秋風邪と間違えてしまう可能性があるため、注意しなければなりません。特に夏から秋へと季節が変わる際は風邪を引きやすく、くしゃみや鼻水などの症状が見られるため、勘違いしやすくなるでしょう。では、風邪と花粉症の違いを判断するにはどうすればいいのでしょうか。引き続き解説します。
花粉症のセルフチェック項目
花粉症か風邪か判断することは、簡単ではありません。花粉症の目安として以下のような症状が出ているかどうかをチェックしてみてください。
・無色透明な鼻水ずっと出ている
・鼻づまりが続いている
・くしゃみや目のかゆみが続いている
・口が乾きやすい
など
これらの症状が出ているようであれば、花粉症の可能性があります。
症状が気になるようなら病院へ
秋の花粉症の症状が気になる場合は、病院で診察してもらうことも検討してください。診察では、問診と血液検査を行い、花粉に対してアレルギーを持っているかどうか、なにが症状の原因となっているのか、といった点を調べ、薬が処方されるのが一般的です。
なお、花粉が飛散し始める前から薬を服用しておけば、花粉症が重症化することを避けられます。そのため、春に花粉症になっている人、秋の花粉症にかかっているのではないか不安な人などは、夏の間に病院を受診しておくといいでしょう。
まとめ
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今回は、秋の花粉症についてその概要から原因となる花粉、対策方法などについて解説しました。秋の花粉症は、原因となる花粉が春とは異なります。また、花粉の粒子が小さいため、喉や気管にも症状が現れるため、注意が必要です。マスクや手洗い、うがいなど自分でできることはしっかりと行い、必要に応じて病院を受診するなどしましょう。
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こちらの記事の監修医師
いなばクリニック
稲葉岳也
〇病院名 :いなばクリニック
〇医師 :稲葉岳也
〇アクセス:横浜市港南区港南中央通13-24
〇診療科 :耳鼻咽喉科、皮膚科、美容皮膚科、アレルギー科
〇経歴:
慈恵医大卒
慈恵医大付属病院聖路加国際病院で勤務
医学博士
日本耳鼻咽喉科学界専門医
日本レーザー医学会認定医
日本アレルギー学会専門医
専門:耳鼻咽喉科、皮膚科における疾患、特にアレルギー疾患のレーザー治療
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