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最終更新日:2022年4月30日

肋骨を押すと痛い理由や?ストレスやがん、骨折などについて解説

こちらの記事の監修医師
田園調布長田整形外科
長田 夏哉 先生

肋骨を押すと痛い場合、「病気ではないか?」と心配する方も多いのではないでしょうか。肋骨の痛みの原因は、肋軟骨炎であることが多いといわれています。その一方で、病気やケガの可能性も考えられます。本記事では肋骨が痛い原因を詳しく解説。がんやストレスなどの肋骨が痛くなる要因についても説明します。

肋骨を押すと痛い理由

肋骨を押すと痛い場合は、病気やケガなどさまざまな理由が考えられます。たとえば、次のような病気やケガが考えられます。

  • 肋間神経痛を発症する病気
  • 肋骨骨折
  • 肋軟骨炎
  • 帯状疱疹

それぞれの病気やケガについて詳しく解説しますので、参考にしてください。

肋間神経痛を発症する病気

肋間神経痛は、肋骨に沿って走る肋間神経が痛む症状です。鋭い痛みやジクジク、ヒリヒリなどさまざまな痛み方をします。また左型もしくは、右側のどちらか片方が痛くなる点が特徴です。

肋間神経痛は症状であり、原因には病気が関係していることもあります。原因がある場合は、症候性肋間神経痛と呼ばれ、原因が分からない場合は、特発性肋間神経痛と呼ばれます。

症候性の場合は、変形性脊椎症や胸椎椎間板ヘルニア、脊椎へのがん転移などの病気の可能性が考えられます。

肋骨骨折

肋骨骨折は、胸部外傷の中でも多いケガです。軽い胸の打撲でも骨折をすることがあります。

とくに骨粗鬆症の高齢者は、咳をしたり、身体をひねったりした場合に折れることもあるため注意が必要です。交通事故や高所からの転落の際に、胸部に強い衝撃を受けた場合は、複数本が折れることもあります。

肋軟骨炎

肋軟骨炎とは、ティーツェ病とも呼ばれ、肋骨周辺の炎症による痛みを感じる病気です。せきやくしゃみ、深呼吸の際にも胸部が動いて痛みを感じます。

肋骨を押すと痛い場合は、肋軟骨炎であることが多いです。肋骨と胸骨の接合部あたりや、肋骨と軟骨の接合部あたりを押すと痛みを感じます。いずれの接合部も、胸の真ん中付近にあります。

帯状疱疹

ストレスなどで免疫が低下した際に、ウイルスが活発になると帯状疱疹を発症します。帯状疱疹ウイルスによる症状が、胸のあたりでおこると、肋骨周辺に触れただけでも強い痛みを感じるようになります。身体を巻くような発疹が現れる点も特徴です。

肋骨を押すと痛い場合のがん転移の可能性は?

肋骨を押すと痛いかどうかだけで、がん転移であることを判断するのは難しいでしょう。

がん転移の可能性を判定するためには、病院を受診して検査を受けるしかありません。たとえば乳がんが疑われる場合は、マンモグラフィーや超音波検査、針の検査などの結果をもとに診断されます。マンモグラフィーは乳房のレントゲン検査のことです。

肋骨が痛い場合は何科?

肋骨の場合は、さまざまな原因が考えられるため、自己判断での診療科目の選択が難しいです。転倒や事故などで肋骨が痛くなった場合は、骨折の可能性がありため整形外科を受診しましょう。特に高齢者の場合は、体を捻ったり、咳をしたりなどの軽い刺激でも肋骨が折れることがあるため注意が必要です。

外傷などがなく痛みの原因が分からない場合は、まずは内科の受診をオススメします。肋骨の痛みが続く場合は、早めに病院を受診した方がよいでしょう。

こちらの記事の監修医師

田園調布長田整形外科

長田 夏哉 先生

〇病院名 :田園調布長田整形外科
〇医師  :長田夏哉 
〇アクセス:東京都大田区田園調布2-41-2 NTT田園調布ビル1階
〇診療科 :整形外科

《経歴》
日本医科大学卒業後、慶應義塾大学整形外科学教室に入局し整形外科専門医の研鑽を積む。
主流医学に没頭する中、自然な流れで全体性の視点を育みボデイ・マインド・スピリット視点のトータルヘルスケアについても研鑽を深める。
平成17年田園調布長田整形外科を開院、独自の直観医療で多くの方が「生き方」のアドバイスに訪れる。
日本整形外科学会専門医。
日本スポーツ協会公認スポーツドクター。
日本スポーツビジョン協会理事長。
「人生が変わる不思議な診察室」サンマーク出版など著書多数。