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最終更新日:2022年6月18日

肘が痛い!原因と治し方、病院に行く目安は?

こちらの記事の監修医師
新宿ホームクリニック
名倉 義人 先生

(画像=stock adobe.com)

肘が痛い原因は日常生活にあることが多いですが、病気やケガが関連していることもあります。特に子どもは遊んでいる際に肘をケガしやすいため、痛がっている様子がないか日頃からしっかり観察することが重要です。そこで今回は肘が痛いときに考えられる原因や病気、治し方を解説します。 

外側・内側の肘が痛いときに考えられる原因

(画像=stock adobe.com)

外側・内側の肘が痛いときによくある原因としては、以下のふたつが挙げられます。

長時間のスマホ使用(スマホ肘)

長時間のスマートフォン使用によって肘が痛い場合は、いわゆる「スマホ肘」という名の現代病かもしれません。(正式名称:上腕骨外側上顆炎)

スマホの使い過ぎで前腕の筋肉が疲労して硬くなると、炎症を起こして肘の痛みが発症します。スマホ肘を放置しているとさらに症状が悪化し、肘だけでなく腕や肩にも痛みが広がることもあるため、早めに以下の対策を取りましょう。

スマホの使用時間を減らす
マッサージやストレッチで血行を良くし、筋肉をほぐす

新型コロナのワクチンによる副反応


新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応でも、関節痛によって肘の痛みが生じることがあります。副反応による関節痛は膝だけでなく肘や手指、足指、腰、手首などにも多く発症します。 なお、関節痛はファイザー社、武田/モデルナ社、アストラゼネカ社のいずれも、コロナワクチン接種後50%以上の確率で発生します。

肘が痛いときに考えられる病気


肘が痛いときの原因は生活習慣によるものだけでなく、病気が関連しているケースもあります。
ここでは肘の痛みが発生する病気を7つ紹介します。

上腕骨顆上骨折


上腕骨顆上骨折(じょうわんこつかじょうこっせつ)は幼稚園児や小学校低学年の子どもに多いケガです。 子どもに以下のような症状がある場合は上腕骨顆上骨折を起こしている可能性があります。 痛くて動かせない
皮下に血がしみ出て変色している
鉄棒などから落ちた時に手をつき、肘が腫れている ケガが軽度の場合はギプスでの固定やベッドで腕を吊り下げる「牽引療法」での治療となりますが、神経麻痺などの重篤な合併症を防ぐためにその日のうちに手術が行われることもあります。

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)は「テニス肘」とも呼ばれ、ラケット競技の習慣がある30代~50代に多い病気です。

テニスやバドミントンなどで手首や肘に過度な負担がかかり、筋や腱の変性や骨膜の炎症が起こることで発症します。

以下のような症状がある場合は上腕骨外側上顆炎を起こしている可能性があります。

手首を曲げたりひねったりすると肘や前腕が痛い
タオルを絞る・ドアノブをひねるのが難しい

整形外科での治療法では肘の安静や薬物療法、温熱療法、リハビリテーションなどが行われ、症状が改善しない場合は手術を行うケースもあります。

上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)


上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)はゴルフ肘とも呼ばれ、手首を手のひら側に曲げる腱に炎症が起こる病気のことをいいます。
手首を曲げる動作を繰り返すことで過度な負担がかかることで発症します。 ゴルフをする習慣がある人によく見られますが、テニスややり投げ、レンガ積み、タイピングなどでも発症するケースがあります。 以下のような症状がある場合は上腕骨内側上顆炎を起こしている可能性が考えられます。 強く握手すると痛い
手首を内側に曲げると痛い
肘の内側の骨が出ている部分を押したときに痛い 整形外科の治療では薬物の投与や肘の安静、肘関節注射、リハビリテーションなどが行われますが、症状が改善しない場合は手術が必要な場合もあります。

肘部管症候群

肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)とは、肘の内側の尺骨神経という神経が傷むことでしびれが生じる病気です。
加齢に伴う肘の変形や野球や柔道などのスポーツ、子供のときの骨折による肘の変形などが原因で発症します。

以下のような症状がある場合は肘部管症候群の可能性があります。

手首から小指側にしびれがある
肘を曲げるとしびれが強くなる
手の細かい動きが上手にできない

症状が進むと小指と環指のかぎ爪状の変形がおきたり手の筋肉がやせてきたりすることがあります。
整形外科での治療では肘の安静や抗炎症薬、ビタミン剤の投与のほか、場合によっては手術が行われるケースもあります。

変形性肘関節症

変形性肘関節症(へんけいせいひじかんせつしょう)は60代の男性や肘をよく使う方、スポーツや重労働をしていた方に多くみられる病気です。
肘への負担が長年蓄積されることによって関節の軟骨がすり減り、骨と骨がぶつかって変形することで肘の可動域が狭くなります。

肘を動かすと痛い
肘が完全に伸びない
肘が十分に曲げられない
口に手が届かない・洗髪できない

症状が進行するほど肘の動きが悪くなり、日常生活に支障をきたすようになります。
さらに悪化すると安静時にも痛みを感じることもあります。
整形外科の治療では外用剤や内服の使用のほか、注射療法や理学療法などが行われます。

肘内障

肘内障(ちゅうないしょう)は歩き初め~小学校入学前の子どもに多くみられる症状です。
肘の輪状靭帯(肘の靱帯)が橈骨頭(肘の外側の骨)からはずれかかり、亜脱臼を起こしている状態のことをいいます。
子どもに以下のような仕草が見られる場合、肘内障を疑いましょう。

バンザイができない
肘を自力で曲げられない、肩を動かさない
手を引っ張られた後などに痛がり、腕を下げたままで動かさない

肘内障を発症した場合は整形外科で徒手整復(皮膚の上から骨折部を整復する方法)を行います。
数十分~1日程度で痛みは治まり、徐々に腕や手が元通りに動かせるようになりますが、治療後しばらくは再発しやすいため注意が必要です。

関節リウマチ


関節リウマチとは免疫の異常によって関節に炎症が起こり、痛みや腫れが生じる病気です。
肘や手の指から発症することが多く、以下のような症状がみられます。 疲れやすい
スムーズに肘の曲げ伸ばしができない
起床時に手や指がこわばって握りにくい はっきりとした原因は不明ですが、遺伝的要因や環境因子(喫煙、歯周病、運動不足など)などが関連していると考えられています。
関節リウマチは若い人にも見られますが、特に30代以降の女性に多い傾向があります。 症状が進行すると関節の変形や機能障害をきたすこともあるため早期治療が重要です。
治療法は薬物療法やリハビリテーション、手術療法、日常生活の改善が挙げられます。

外側・内側の肘が痛いときの治し方

肘の外側・内側が痛いときに自分でできる治し方は以下のとおりです。
なお、肘に強い痛みがある場合は放置せず、すみやかに整形外科を受診して正しい処置を受けましょう。

サポーターを使用する

サポーターを使って肘まわりの筋肉を固定することで、肘にかかる負担を軽減する効果が期待できます。
補正したい箇所によって圧迫すべき部位が異なるため、自分に合うサポーターを使用することが大切です。

テニスをする方:肘の外側にバンドを装着し、ラケットを振る際の衝撃を和らげる
ゴルフをする方:肘の内側にバンドを装着し、ドライバーを握るときの負担を和らげる
肘関節の負担が気になる・重い荷物を持った:ピンポイントで筋肉を固定できるエルボーバンドがおすすめ
生地が薄く密着度の高いソフトタイプ:家事や仕事中など長時間での着用におすすめ
小柄な女性や子ども:サイズ調整できるベルトタイプがおすすめ

ストレッチを行う

肘が痛い場合、無理をしない範囲でのストレッチも有効です。
ここでは、肘の外側・内側の痛みを和らげる簡単なストレッチを紹介します。

肘外側部のストレッチ

伸ばしたい側の肘を地面と水平程度にしっかり伸ばす
手のひらを手前に向け、指先を下に向ける
反対側の手で手の甲をつかみ、手前に引く(例30秒×5回)

肘内側部のストレッチ

伸ばしたい側の肘を地面と水平程度にしっかり伸ばす
手のひらを外に向け、指先は下に向ける
反対側の手で左手のひらと指を押さえ、手前に引く(例30秒×5セット)

ストレッチの際は呼吸を止めないように意識し、肘外側(もしくは肘内側)から前腕にかけての筋肉が伸びているのを感じながら行うのがポイントです。

肘の痛みが治らない、病院に行く目安は?

(画像=stock adobe.com)

肘の痛みがなかなか治らない場合は肘の内部で損傷が起こっている可能性があります。
放置せず早めに整形外科を受診してレントゲン検査を受け、原因を特定させましょう。

【病院に行く目安】
肘が腫れている
激しい痛みがある
肘が動かしにくい
一定方向に動かすと痛む
3~4日間様子を見ても改善しない

受診の際は「いつから痛いのか」「何をすると痛いのか」など、あらかじめ症状をメモに記録しておくとスムーズです。

こちらの記事の監修医師

新宿ホームクリニック

名倉 義人 先生

〇診療科 :内科・整形外科

《経歴》
平成21年 名古屋市立大学医学部卒業後、研修先の春日井市民病院で救急医療に従事
平成23年 東京女子医科大学病院 救急救命センターにて4年間専門医として勤務
平成27年 東戸塚記念病院で整形外科として勤務
令和元年 新宿ホームクリニック開院


《資格》
救急救命専門医

《所属学会》
日本救急医学会
日本整形外科学会

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    • 内科 整形外科
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    当院では高血圧、高脂血症、糖尿病といった三大生活習習慣病の治療に力を入れています。特に、基礎となる【肥満】を治療するため『肥満外来』も実施しており、食事、運動療法を始めとしてtotalにサポートをして...

     
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