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最終更新日:2021年12月18日

脊柱管狭窄症の原因とは?概要から治療法・予防法まで解説

こちらの記事の監修医師
新宿ホームクリニック
名倉 義

(画像=stock adobe.com)

脊柱管とは背骨、椎間板、関節、靱帯などで囲まれた脊髄の神経が通るトンネルです。脊柱管狭窄症とは、この脊柱管が狭くなることで脊髄が圧迫され痛みやしびれなどを発生する病気のことです。この記事では、脊柱管狭窄症の概要や原因、具体的な治療法などについて解説します。加齢によって発症するケースもあるため、誰もが脊柱管狭窄症になる可能性があります。いざという時のためにも、ぜひ参考にしてください。

脊柱管狭窄症には、大きく分けて「頸部脊柱管狭窄症」と「腰部脊柱管狭窄症」があります。症状がひどくなると歩行が困難になる可能性もあるなど、日常生活にも支障をきたす可能性のある病気です。

脊柱管狭窄症とヘルニアの違い

脊柱管狭窄症と混同しやすいものに椎間板ヘルニアがあります。椎間板ヘルニアとは、椎間板の一部が飛び出て神経を圧迫することで手足の痛みや痺れなどが発生する病気のことです。

椎間板ヘルニアはほとんどの場合、脊髄神経からの枝である1本の神経を圧迫するため主に“神経根症状”が現れますが、脊柱管狭窄症は太い幹である脊髄神経自体を圧迫するため主に“脊髄症状”が現れます。

“神経根症状”は1本の神経の障害であるため、片側の手足の一部にしびれや痛みを伴います。通常両側に症状が出ることはありません。

“脊髄症状”は頚部であれば両手足の痺れや痛み、脱力感をはじめ、次のような症状が現れます。

・膀胱直腸障害:排尿や排便がうまくできない状態

・巧緻運動障害:箸が使えない、ボタンを留められない等の細かい作業ができない状態

・痙性歩行:足を突っ張ったような歩き方

腰部であれば、両足の痺れや痛み、脱力感をはじめ、次のような症状が現れます。

・間欠性跛行:痛みやしびれのため休み休みでないと歩けない状態

・膀胱直腸障害:排尿や排便がうまくできない状態

また、脊柱管狭窄症は、腰を反ると痛みを感じ、丸めると痛みが和らぐ点が特徴です。逆に椎間板ヘルニアは、腰反ると痛みが和らぎ、腰を丸めると痛みを感じるため、全く逆となっています。ただし、この点に関しては症状が悪化すると何をしても痛みや痺れが発生するケースもあるため、一概に判断することはできません。

そして、脊柱管狭窄症は、腰痛自体はそれほどなく、人によっては腰痛を感じないケースもあります。一方で、椎間板ヘルニアは、腰の痛みを伴います。

姿勢が悪い?脊柱管狭窄症の原因

脊柱狭窄症の主な原因は加齢です。加齢によって背骨や椎間板が変形するほか、黄色靭帯が厚くなることで脊柱管を狭くしてしまい、それによって神経が圧迫され、血流低下が起こり発症します。

また、仕事をする際の姿勢の悪さや、肥満に伴う腰椎への負担、転倒なども脊柱管狭窄症につながるため注意が必要です。

加齢による体の変化は、仕方のない部分もありますが、普段から適度に運動に取り組み、筋力低下を防ぐ、いい姿勢を心がけ背骨や椎間板に負担をかけないようにするなどしましょう。

脊柱管狭窄症につながる疾患

脊柱管狭窄症は、いくつかの疾患が組み合わさることでも、症状に寄与するとされています。具体的な疾患には以下のようなものが挙げられます。

・腰椎椎間板ヘルニア:背骨の間にある椎間板が外に飛び出す疾患

・変形性腰椎症:加齢によって腰の骨が少しずつ変形する疾患

・腰椎分離症:腰の部分の背骨(腰椎)に亀裂が入り分離する疾患

・腰椎すべり症:腰の部分の背骨(腰椎)が上下でずれる疾患

上記の疾患をすでに患っている人は、脊柱管狭窄症の発症にも注意しなければなりません。

脊柱管狭窄症の治療方法

脊柱管狭窄症の主な治療方法としては、コルセットを装着し、消炎鎮痛剤を使用する保存的療法が挙げられます。また、神経の血流を改善し、痺れや痛みの軽減を図る薬を使用することも珍しくありません。

そのほかにも、温熱療法や理学療法、神経ブロックなどさまざまな治療法が併用されることもあります。さらに、筋力トレーニングやストレッチといったリハビリメニューも行われます。

手術が必要になるケース

保存療法などの治療を行っても効果がない場合は、手術が必要になるケースもあります。具体的には、歩行が困難になり日常生活に支障をきたすようになる場合、排尿障害や排便障害を起こすといった場合です。手術では、神経を圧迫する原因となっている黄色靭帯を摘出したり、不安定な背骨を固定したりすることで脊柱管が広くなるようにします。

脊柱管狭窄症でやってはいけないこと

脊柱管狭窄症になった場合、基本的には腰を強く反る、強く前屈するといった動きはするべきではありません。これらの動きは脊柱管をさらに狭くしかねないため、症状が悪化する恐れがあります。そのほかにも、腰をひねる動きなど患部に負担のかかる動きはやってはいけません。

脊柱管狭窄症の原因を予防する方法

脊柱管狭窄症は、加齢が原因の1つとなっているため、完全に予防することは難しいですが、それでも普段からいい姿勢を保つように意識することは非常に重要です。また、筋力が低下しないように、普段から適度な運動も行うようにしてください。

もし、痛みや痺れを感じるようであれば、無理して立ったり背筋を伸ばしたりするのではなく、杖を活用するなどして、負担をかけないようにすることもポイントとなります。

まとめ

今回は、脊柱管狭窄症について、その概要から原因、具体的な症状、治療法まで解説しました。脊柱管狭窄症は、加齢などによって背骨や椎間板が変形することで発症します。痛みや痺れを伴うこともあり、場合によっては歩行困難や排便・排尿障害を起こし手術が必要になるケースもあるため注意しなければなりません。いい姿勢を心がけ、適度な運動を行うなど、日常生活の中からできることに取り組んでみてください。

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こちらの記事の監修医師

新宿ホームクリニック

名倉 義

〇病院名 :新宿ホームクリニック
〇医師  :名倉 義
〇アクセス:東京都新宿区内藤町1ガーデンクロス新宿御苑 1F
〇診療科 :内科,整形外科

《経歴》
平成21年 名古屋市立大学医学部卒業後、研修先の春日井市民病院で救急医療に従事
平成23年 東京女子医科大学病院 救急救命センターにて4年間専門医として勤務
平成27年 東戸塚記念病院で整形外科として勤務
令和元年 新宿ホームクリニック開院


《資格》
救急救命専門医

《所属学会》
日本救急医学会
日本整形外科学会

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    • 内科 整形外科
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