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最終更新日:2022年10月20日

残尿感(おしこっこが残っている感じ)のある病気と日常生活での解消法

こちらの記事の監修医師
飯田橋中村クリニック
中村 剛

残尿感
(画像=stock adobe.com)

残尿感とは「トイレへ行ったのに尿が残っている感じがする」「なんだかすっきりしない」といった状態のことです。実際に尿が出切っていないこともあれば、しっかりと尿は出ているのに残尿感があることもあります。残尿感の原因は何なのでしょうか?残尿感の原因と日常生活での解消法について説明していきます。

残尿感の症状がある主な病気と治療法

残尿感の症状がある主な病気にについて、それぞれの病気の原因や症状、治療法などについて説明していきます。

膀胱炎

尿を溜める膀胱の粘膜に炎症が起きた状態が「膀胱炎」です。原因は膀胱に細菌が感染することで、男性より女性に多いのも特徴であり、残尿感以外に「排尿時の痛み」「尿の臭いの変化」「尿の濁り」「血尿」などの症状を伴います。

また、膀胱の細菌が腎臓へ行けば、腎盂腎炎(じんうじんえん)を誘引する危険性もありますし、腎盂腎炎の場合、尿に関するトラブルだけでなく、発熱も起きます。

慢性前立腺炎

前立腺は膀胱の下にあり、尿道を取り囲んでいる男性だけにある器官です。その前立腺に起きる炎症が前立腺炎で、「慢性」と「急性」の2種類があります。いずれも尿道から侵入した細菌が前立腺に感染することで起き、下腹部周辺の不快感や排尿痛、残尿感などの症状を伴います。

また、非細菌性のケース、症状を感じにくいケースもあるので注意してください。長時間のデスクワークをする方、自転車やバイクによく乗る方は前立腺炎になりやすいといわれています。

過活動膀胱

過活動膀胱とは膀胱のコントロールが上手くいかず、本来よりも早く尿意をもよおす状態です。過活動膀胱は主に前立腺肥大、脳や神経の病気が原因で起こります。

しかし、過活動膀胱の原因がはっきり分からないケースもあります。「急に尿意をもよおす」「頻尿の症状がある」などがあれば、過活動膀胱が疑われると考えてください。

過活動膀胱の治療には行動療法(生活指導や膀胱訓練など)に加えて、薬物療法も用いられます。

神経因性膀胱

神経因性膀胱とは神経が正常に働かないことで起こる排尿障害です。神経の異常によって膀胱の収縮をコントロールできず、残尿感や頻尿などの症状が出ます。また、過度に尿が溜まった状態が継続すると、膀胱炎に繋がるケースもあるため注意が必要です。

神経因性膀胱は糖尿病、腰部椎間板ヘルニア、脳卒中などの病気が原因になります。

尿路結石症

尿路結石症とは尿路(腎臓から尿道まで)に結石が生じる病気です。結石のできた場所が腎臓であれば「腎結石」、尿道なら「尿道結石」といったように、場所によって呼び方が変わってきます。

結石の状態によっては尿が出にくくなるケースもあり、残尿感の症状も伴い、そのほかの症状は排尿時の痛みや血尿などです。治療は尿と一緒に結石を排出するための薬物療法が一般的ですが、結石の大きさなどによって異なります。

性病(クラミジア感染症)

性病によって残尿感を生じることもあります。例えば、クラミジア感染症の場合、残尿感、排尿痛、頻尿などの症状を伴います。また、クラミジア感染症は男女によって異なる症状が出るのも特徴です。男性であれば睾丸の腫れや発熱、女性であればおりものの増加、下腹部の痛みなどを感じることがあります。

クラミジア感染症は医療機関での治療が必要となり、治療せずに放置すると家族やパートナーに感染させてしまう可能性が高く、女性の場合は妊娠への影響も懸念されます。

治療は抗生剤の服用で、短期間で治るケースも多いです。しかし、処方された抗生剤が菌に効かないこともあるため、医師の指示に従って最後までしっかりと治療を受けましょう。

男性と女性で残尿感の原因が異なる?

残尿感を生じる病気は複数あり、基本的には性別に関係なくかかる可能性があります。ただし、女性の場合は尿道が短いため、男性よりも細菌が体内に侵入するリスクは高いです。そのような体の構造上、膀胱炎は女性の頻尿の原因としてよく挙げられます。

また、更年期障害によって残尿感を生じることもあり、検査をしてもはっきりとした原因が分からないこともあります。

一方、男性の頻尿の原因として多いのは前立腺の病気です。前立腺は男性特有の器官であり、前立腺肥大や前立腺炎などが頻尿の原因になります。

同じ頻尿という症状でも、原因によって受診する診療科が異なることもあるので注意してください。

ストレスや日々の食生活で残尿感が出ることもある?

前述のとおり、残尿感を生じる病気のひとつに膀胱炎があります。膀胱炎の発病にはストレスや日々の食生活も影響します。ストレスを溜め込んでいたり、バランスの偏った食事をしていたりすると、免疫力が低下し、細菌に対して弱くなるので注意しましょう。

免疫力を低下させないためには「適度にストレスを発散すること」「十分な休息をとること」「バランスの良い食事をとること」などが重要です。

日常生活で行える残尿感の対処法・解消法とは?

病気が原因で残尿感を生じている場合、症状の改善には原因となっている病気の治療が重要です。ただし、症状が軽度なものなら、日常生活を見直すことで改善できるケースもあります。

例えば、骨盤の底にある「骨盤底筋」という筋肉を鍛えることは、さまざまな排尿トラブルの改善に効果的でしょう。「肛門を締める・緩めるを繰り返す」「肛門を閉めた状態で数秒間キープする」などの簡単な動作も骨盤底筋のトレーニングになります。

このようなトレーニングは医療機関での行動療法でも指導されるものなので、残尿感の症状がある人は一度泌尿器科などを受診しましょう。

また、自律神経のバランスを整えることも大切です。不規則な生活や過度なストレスは自律神経のバランスを崩す原因になるので、残尿感の症状がある場合、日々の生活も見直すようにしてください。

残尿感は薬で治る?医療機関を受診する基準は?

残尿感が一時的な症状であれば、基本的に医療機関をすぐに受診する必要はありません。その一方で、「残尿感が継続している」「排尿痛などほかの症状もある」というときは、早めに医療機関を受診するようにしてください。

残尿感の治療には薬物療法がとられることもあります。薬物療法と行動療法が併用されることも多く、残尿感は医療機関での治療が有効です。

中には症状が徐々に悪化したり、別の病気を誘引したりするケースもあります。特に高熱や血尿、腰痛などの症状があるときは緊急性が高いと考えられるので、すぐに医療機関で検査を受けましょう。

残尿感は病気が原因の可能性もある|症状が続くときは早めに病院へ

トイレへ行っても尿を出し切れていない感じがする「残尿感」は、膀胱炎や過活動膀胱、前立腺炎などの病気が原因のケースもあります。残尿感やそのほかの排尿障害が続くときは、早めに病院へ行きましょう。

残尿感の原因はさまざま考えられますが、いずれも受診するのは泌尿器科や内科、婦人科などが選択肢になります。症状が続いているのに放置すると、状態が悪化したり、命に関わるような病気に繋がったりする危険性もあるので注意してください。

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こちらの記事の監修医師

飯田橋中村クリニック

中村 剛

昭和62年
千葉大学医学部卒業
千葉大学医学部付属病院、東京厚生年金病院、社会保険船橋中央病院、松戸市立病院、東京厚生年金病院泌尿器科医長、部長を経て現在に至る

資格
医学博士
1992年 日本泌尿器科学会専門医取得
1997年 日本泌尿器科学会指導医取得
東京都身体障害者福祉法指定医(じん臓機能障害、膀胱又は直腸機能障害)

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