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最終更新日:2022年4月27日

乳首がヒリヒリ・チクチクと痛いときの原因|病院は何科?

こちらの記事の監修医師
池上レディースクリニック
池上 芳美

乳首が痛い場合、皮脂欠乏症湿疹や乳頭炎、乳腺炎などの病気が原因として考えられます。また、空気の乾燥や衣類による摩擦で痛みを感じることもあります。乳首がヒリヒリ・チクチクと痛むときの原因についてまとめました。どのようなときに病院で診てもらうべきか、何科に行けば良いのかも説明します。 

乳首が痛いときに考えられる病気

乳首が痛いときに考えられる病気は次の4つです。

【乳首が痛いときに考えられる病気】

  • 皮脂欠乏症湿疹
  • 乳頭炎
  • 乳腺炎
  • 乳がん

皮脂欠乏症湿疹

皮脂欠乏症湿疹は皮脂の分泌量が減ることで乾燥し、痛みを感じやすくなります。乳首以外にふくらはぎや肘などに起こることも多く、かゆみを伴うのも特徴です。乾燥した肌が炎症することで湿疹は生じますが、かゆみが気になりかくとより悪化するので注意してください。

乾燥しないように十分に保湿することが重要であり、保湿クリームや病院で処方される塗り薬、飲み薬などが有効です。

乳頭炎

乳頭炎は細菌やカビの感染により乳頭に炎症が生じている状態です。乳頭炎になると乳首に痛みを感じるほか、赤くなったり、腫れたりすることもあります。細菌やカビを繁殖させないことが予防策になるので、常に清潔な状態を保つようにしましょう。

そのためには、衣類で蒸れないようにすること、しっかりと入浴することが大切です。細菌に感染している場合、病院では抗生物質の入った塗り薬が処方されます。

乳腺炎

乳腺炎は母乳を分泌する乳腺に炎症が生じる病気です。授乳中に起こることも多く、その場合は入管内に母乳が溜まることで炎症を起こしています。

このような原因で起こる乳腺炎は「乳汁うっ滞性乳腺炎」に分類され、痛みや腫れ、赤みなどの症状があります。

また、乳汁うっ滞性乳腺炎の状態に細菌感染が加わるのが「化膿性乳腺炎」です。これらは急性乳腺炎に分類されます。その一方で、慢性乳頭炎の場合、授乳とは関係ありません。乳腺炎の種類によって治療の方法は変わるため、早めに産婦人科などを受診してください。

乳がん

乳がんは乳腺などにできる悪性の腫瘍です。胸にしこりや痛みを感じることが多く、乳頭や乳輪にただれができることもあります。また、乳頭からの分泌物も症状のひとつです。

乳がんは早期発見と早期治療が重要なので、思い当たる症状があるときは医療機関で検査を受けましょう。

日常生活で乳首に痛みを感じるケース

乳首が痛い原因は病気以外の可能性も考えられます。例えば、空気の乾燥や衣類による摩擦で痛みを感じることもあります。

空気の乾燥

乾燥した空気は乳首の痛みの原因になります。前述の皮脂欠乏症湿疹でなくても、肌が乾燥することで痛みやかゆみを感じやすくなります。特に湿度の低い季節や暖房の効いた室内に長くいるときは注意してください。また、入浴時に体を洗うことで必要な皮脂も落としてしまっているケースもあります。

肌に優しいボディーソープを選んだり、保湿クリームを使ったりしましょう。

衣類の摩擦

衣類の素材によって乳首に痛みを感じることもあります。衣類による摩擦が気になるときは、綿などのできるだけ肌に優しい素材を選びましょう。加えて、蒸れによって雑菌が繁殖するのは乳頭炎などの原因になります。「汗をかきやすい季節は通気性の高い素材にする」「汗が溜まらないように拭き取る」などの工夫もしてください。

女性はホルモンバランスの変化で乳首に痛みを感じることも多い

女性ホルモンのバランスが変化することによって乳首に痛みを感じることもあります。女性であれば「生理前」「妊娠中」「授乳中」に乳首が痛むことも多いです。それぞれのタイミングで乳首に痛みを感じる理由について説明していきます。

生理前

生理の前になると女性ホルモンの分泌量が増えます。それにより乳房が張り、乳首が痛くなることもあります。

また、月経前症候群(PMS)も生理の前に乳首が痛む原因のひとつです。

妊娠中

妊娠中も生理前と同じように女性ホルモンの影響で胸が張り、乳首が痛みます。さらに、妊娠によって肌が敏感になることで、乳首に痛みを感じている可能性も考えられます。

妊娠による胸の張りは、授乳に備えた胸の発達が原因です。徐々に症状はおさまっていきますが、妊娠初期以降に痛みが出るケースもあります。

授乳中

母乳が作られるようになると、胸が張り、痛みを感じることもあります。特に授乳に慣れていない場合、産後すぐの場合は痛みを感じやすいです。授乳の方法によって痛みが生じるケースもあるので、痛みが強いときは助産師などの専門家に相談しましょう。

男性で乳首が痛いときに考えられる原因とは?

女性だけでなく男性でも乳首が痛くなることはあります。例えば、乾燥や衣類による摩擦の影響も受けますし、皮脂欠乏症湿疹などの病気は男性でもなります。

また、女性ホルモンの分泌量が増加することで乳房が発達する「女性化乳房」も原因のひとつです。

通常であれば男性の乳房や乳管は発達していません。しかし、加齢や薬の副作用、ほかの病気の影響で男性の乳房、乳管が発達することもあり、それによって乳首などに痛みを感じます。

男性の乳がんにおいても同じような症状が出ることはあるので、原因が分からないときは医療機関で検査を受けましょう。

乳首が痛いときは何科で診てもらうべき?

乳首が痛いときは乳腺外科や皮膚科などを受診することになります。乳房に症状があるときは乳腺外科、乳首の皮膚に異常があるときは皮膚科で診てもらいましょう。

腫れ・傷があるときは早めの受診が必要

乳房や乳首に腫れ、傷がある場合は早めに医療機関を受診してください。乾燥や衣類による摩擦が原因ではない可能性もあります。乳首の痛みは乳がんが原因のこともあるので、早めの受診が重要です。

痛みが続く・繰り返す場合も注意

女性ホルモンの変化による乳首の痛みなら一時的です。ただし、痛みが長く続くとき、何度も痛みを繰り返すときは注意してください。病気が原因で乳首が痛む場合、乳首の痛みだけを和らげても意味がありません。

医療機関を受診した際には「いつから痛むのか」「どのようなときに痛むのか」「どのような痛みがあるのか」を医師に伝えましょう。

乳首の痛みは病気が原因のケースもある|症状によっては早めの受診が重要

乳首が痛い場合、乾燥や衣類による摩擦が原因として考えられます。しかし、皮脂欠乏症湿疹や乳頭炎などの病気が原因のケースもあり、原因が分からないとき、症状が改善されないときは医療機関を受診しましょう。

乳がんなどの命に関わる病気が原因の可能性もあるので、症状によっては早めの受診が重要です。

また、授乳の機会があり、女性ホルモンの影響を受けやすいのは女性ですが、男性も病気によって乳首に痛みを感じることがあります。保湿するなどの対策をしても症状が続くなら、迷わずに医療機関を受診してください。

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こちらの記事の監修医師

池上レディースクリニック

池上 芳美

〇病院名 :医療法人社団 なずな会池上レディースクリニック
〇医師  :池上 芳美
〇アクセス:東京都足立区伊興5-6-8
〇診療科 :婦人科
〇経歴:
医療法人社団なずな会池上レディースクリニック理事長・院長
1989年日本大学医学部卒業
日本大学医学部産婦人科学教室入局。
山梨県立中央病院、横須賀市立市民病院、
川口市立医療センター、社会保険横浜中央病院、
その他大学関連出張病院にて研修・勤務。1999年より6年間、福岡県在住。
IVF詠田クリニック
愛成会東野産婦人科
福岡市中央保健所、非常勤勤務
2008年4月池上レディースクリニック開業、2011年より現職、現在に至る。
女性として自分のからだのことを知りたいと産婦人科医師になり、足立区に開業して14年、思春期から性成熟期、更年期、老年期の女性の健康管理に婦人科医師として取り組んでいる。
〇所属・資格等:
日本産科婦人科学会専門医、日本女性医学会認定女性ヘルスケア専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本思春期学会性教育認定講師、東京都産婦人科医会学校保健委員、足立区医師会理事

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