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最終更新日:2022年9月29日

妊娠初期に気を付けること|やってはいけない行動・控えるべき行動とは?

こちらの記事の監修医師
JR東京総合病院 産婦人科
福田友彦

(画像=stock adobe.com)

妊娠初期には気を付けることがいくつもあります。妊娠初期は体が出産に向けて変化していく時期です。出産に備えるためにも、妊娠初期に注意すべきことを押さえておきましょう。妊娠初期に控えるべき行動、積極的に行うべき行動についてまとめました。また、初産だけでなく、2人目以降の妊娠で気を付けること、注意すべきことも説明します。

妊娠初期に気を付けること・注意すべき行動とは?

妊娠初期の過ごし方は母体だけでなく、胎児にも影響があるため、気を付けることがたくさんあります。

  • インフルエンザなどの感染症予防を行う
  • 性感染症に注意する
  • バランスよく十分な栄養を摂取する
  • 食中毒になりやすい食材は避ける
  • 体に負担のかかるような激しい運動は控える
  • 禁酒、禁煙する
  • カフェインの摂取量を減らす
  • 締め付けが緩く、冷えない服装をする
  • 規則正しい生活で睡眠時間を確保する
  • 薬を服用する際は医師の判断を仰ぐ

妊娠したからといって神経質になりすぎる必要はありません。ただし、最低限の注意事項はしっかりと押さえておきましょう。妊娠初期に気を付けたい行動について以下で説明していきます。

インフルエンザなどの感染症予防を行う

母親が病気になった場合、胎児にまで影響することもあります。そのため、感染症予防は妊娠初期から行いましょう。特に妊娠によって免疫力が低下すると、感染症にかかりやすくなるので注意してください。

手洗いをしっかりと行い、インフルエンザなどが流行する季節はマスクをすることも有効な可能性があります。インフルエンザなどに関しては予防接種も受けましょう。また、感染予防のために、不用意に人混みの多い場所へ出掛けないことも大切です。

【妊娠中に注意すべき主な感染症】
インフルエンザ、風疹、麻疹、水痘、トキソプラズマ、サイトメガロウイルス、単純ヘルペスウイルス、パルボウイルス(リンゴ病)、ムンプスウイルス(おたふくかぜ)

性感染症に注意する

妊娠中は性感染症にも注意してください。性行為によってパートナーから病気が感染する危険性もあります。妊娠初期についてはまだ不安定な時期なので、性行為は控えた方が良いです。

中期以降、体調に問題がないとき(出血やお腹の張りがないなど)でも感染症予防のためにコンドームは使用しましょう。

【妊娠中に注意すべき主な性感染症】
クラミジア、梅毒、淋病、性器ヘルペス

バランスよく十分な栄養を摂取する

健康状態を維持するためには「バランスよく十分な栄養を摂取すること」が大切です。妊娠すると体重の増加を気にする人もいますが、過度なダイエットは良くありません。しっかりと食事をして、妊娠中の適正体重を維持するようにしましょう。

また、妊娠初期はつわりが出現する時期ですが、消化の良いものを食べられるときに食べ、栄養を摂取するようにしてください。生姜はつわりに有効とされています。

また、サプリメント等でも摂取できる「葉酸」は、胎児にとって必要な栄養です。妊娠を目指す方は、妊娠前からの摂取を心がけましょう。そのほかには「ビタミン」「食物繊維」「カルシウム」「鉄分」などもバランスよく摂取しましょう。

食中毒になりやすい食材は避ける

繰り返しになりますが、妊娠すると免疫力が低下します。そのため、食中毒になりやすい食材は避けてください。

妊娠中は生ハム、レバ刺し、ユッケなど、生肉の摂取は控えましょう。注意すべき感染症で挙げたトキソプラズマ感染症の原因となり、胎児へ影響を及ぼす可能性があります。肉は十分に加熱して摂取しましょう。

生魚は刺身も含めて摂取は可能ですが、食中毒に注意が必要です。また、一部の魚は水銀濃度が高いため、過度に摂取した場合に胎児へ影響を与える危険性があります。厚生労働省からも注意喚起がなされており、食べる魚(マグロ、キンメダイ、メカジキなど)によっては量に注意してください。

体に負担のかかるような激しい運動は控える

妊娠初期は体に負担のかかるような激しい運動を控えてください。ただし、適度な運動はした方が良いです。適度な運動は体力維持やストレス発散になり、体重管理、便秘などの不調の予防にも繋がります。強度の高い運動、無理な体勢は避けて、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動をしましょう。

禁酒・禁煙する

普段から飲酒や喫煙の習慣がある人は、妊娠をきっかけに禁酒・禁煙するようにしてください。お酒やタバコに含まれる成分は、胎児にとっても有害です。胎児アルコール症候群や流早産、胎児発育不全のリスクがあるので、必ず禁酒・禁煙しましょう。

カフェインの摂取量を減らす

妊娠したらカフェインの摂取にも注意が必要です。母親が妊娠中にカフェインを大量に摂取した場合、胎児発育不全の危険性が高まります。少量のカフェインなら問題ありませんが、コーヒーやお茶などの飲み過ぎには気を付けましょう。

国や機関によって規定するカフェインの摂取上限は異なります。例えば、英国食品基準庁(FSA)やカナダ保健省(HC)は妊娠した女性の1日あたりのカフェイン摂取量を200mg〜300mg(コーヒーであればマグカップで約2杯)までとしています。

締め付けが緩く、冷えない服装をする

妊娠中はホルモンバランスの変化や血行不良などによって冷えを感じる人も多いです。妊娠したら体を冷やさないような服装を心がけましょう。部屋の外と中、朝と晩で大きく温度が異なるときは、脱ぎ着できるカーディガンなどが便利です。

また、妊娠中は締め付けのきつい服装よりも、ゆったりとした服装を選んでください。転倒を防ぐためにも高いヒールのある靴などは避けた方が良いです。

規則正しい生活で睡眠時間を確保する

妊娠が分かったら生活のリズムを見直しましょう。規則正しい生活は自律神経を整え、十分な睡眠はストレスケアにも有効です。「日中に軽い運動をする」「朝日をしっかりと浴びる」「昼間に寝過ぎない」「同じ時間に起床・就寝する」などを心がけましょう。

薬を服用する際は医師の判断を仰ぐ

妊娠初期は体調の変化しやすい時期でもあります。腹痛や頭痛、腰痛、便秘などの症状があらわれることもありますが、薬の服用には注意が必要です。薬によっては妊娠中に服用できないものもあります。市販薬であっても自己判断で服用しないようにしましょう。

薬を服用する際は必ず医師の判断を仰いでください。また、サプリメントの摂取についても同様です。水溶性ビタミンは過剰に摂取しても尿から体外に排出されますが、脂溶性ビタミンなど栄養素によっては体内に蓄積されるものもあります。過剰摂取にならないよう、念のため、医師に相談することをおすすめします。

妊娠中は夫のサポートも重要

妊娠初期に気を付けることがあるのは、母親だけではありません。出産に備えるためには、夫のサポートも重要です。

【妊娠中に夫が気を付けること】

  • 感染症対策は夫婦で行う
  • 喫煙者はタバコを吸わない
  • 家事の分担を見直す

感染症対策は夫婦で行う

インフルエンザや性感染症に注意すべきなのは夫も同様です。同居している場合、感染症対策は片方だけが行ってもあまり意味はありません。「手洗いの徹底」「予防接種を受ける」「人混みを避ける」などの対策は夫婦で行いましょう。

喫煙者はタバコを吸わない

タバコに含まれる有害物質は受動喫煙であっても胎児へ影響を与えます。妊婦の側で喫煙しないことは当然ですが、できるだけ禁煙すべきです。

家事の分担を見直す

妊娠すると体調不良でこれまで行っていた家事ができなくなるケースも出てきます。また、妊婦は「重いものを持つ」「きつい体勢をとる」なども避けるべきです。

そのため、妊娠が分かったら家事の分担を見直しましょう。「何ができないのか」「何をしてほしいのか」を事前に把握しておき、必要であれば家事代行サービスなども利用してください。

そして、妊娠中の体調不良は予期できないので、臨機応変な対応も重要です。

初産が大丈夫でも注意|2人目、3人目の妊娠で気を付けること

初産でない場合、1人目の子育てをしながら出産に備えなくてはなりません。体調不良で気分がすぐれないとき、つわりで辛いときなどは、上の子の相手をするのが難しいこともあります。

無理しない範囲で、子供とコミュニケーションを取る時間も大切にしましょう。出産に備えるためには夫だけでなく、子供の協力も必要です。

2人目の妊娠中に起きる子どもの幼児退行(赤ちゃん返り)は母親の愛情が他に向かうことへの不安が原因なので、上の子にもしっかりと愛情持って接してください。親族や行政のサポートも活用し、2人目、3人目の出産に備えましょう。

妊娠初期に気を付けることは多い|ストレスを減らして出産に備えよう

妊娠初期に気を付けることについて説明してきました。妊娠したときに注意すべきことはたくさんありますが、できないことばかりに目を向けて、ストレスを溜めるのは良くありません。

注意すべきことを押さえつつ、神経質になりすぎないことも重要です。例えば、適度な運動は健康維持やストレス発散になりますし、カフェインも1日の上限を守れば摂取しても問題ありません。

「できること」「しても良いこと」にも目を向けながら、妊娠初期を過ごしましょう。

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こちらの記事の監修医師

JR東京総合病院 産婦人科

福田友彦

略歴
日本産婦人科学会認定産婦人科専門医
がん治療認定医

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