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最終更新日:2022年4月18日

セルフホワイトニングは歯を白くする効果がある?費用や効果についてもご紹介

こちらの記事の監修医師
横浜マウスピース矯正歯科
上田 桂子

セルフホワイトニングとは、自宅やサロン・専門店で自分でホワイトニングを行う方法です。

歯科医院で行うホワイトニングと異なる点は、歯の着色汚れを落として歯を白くする方法であるということです。また、使用する商品やサロンによって使用方法や効果を実感できるまでの期間に差があります。

今回は、セルフホワイトニングについてご紹介します。

※この記事の結論

  • セルフホワイトニングは、自宅で行うものとサロンや専門店で行うものの2種類がある。
  • 自宅で行うセルフホワイトニングは、使用する商品によって効果を実感できるまでの期間や効果の持続期間が異なる。
  • 費用の目安は自宅であれば数百円から数千円、サロンや専門店であれば1回3,000〜5,000円である。
  • 自宅でホワイトニングを行うため、困ったことや何か変わったことがあった場合にはすぐに医師に相談することが大切である。

セルフホワイトニングとは

セルフホワイトニングとは自分で行うホワイトニング全般のことを指します。

セルフホワイトニングは、自宅で行うものとサロンや専門店に通って自分でホワイトニングを行うものの2種類に分けられます。

それぞれ方法や効果を実感できるまでの期間が異なるなど、さまざまな違いがあり、以下のような特徴があります。

  • 自宅・サロン・専門店で自分で行うホワイトニング
  • 1回あたりの費用が安価である
  • 継続して使用することで効果が得られる

自宅・サロン・専門店で自分で行うホワイトニング

セルフホワイトニングとは、自宅・サロン・専門店で自分で行うホワイトニングの総称です。

ホワイトニング用品が市販品なのか、または歯科医院で購入したものなのか、医療機関ではないサロンや専門店のホワイトニングシステムを利用するのかによって、歯を白くする効果や即効性に差が出ます。

セルフホワイトニングとして紹介されることのある「ホームホワイトニング」は、歯科医院で診察を受けたあとにマウスピースを作成し、薬剤を使用して自宅でホワイトニングを行う方法です。

歯の漂白効果がある過酸化水素や過酸化尿素を使用してホワイトニングを行う点で、サロンや専門店で行うホワイトニングとは異なりますが、自宅で行うという点でセルフホワイトニングとして紹介されることがあります。

1回あたりの費用が安価である

セルフホワイトニングの特徴として挙げられるのが、1回あたりの費用が安価であるということです。

オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなどのホワイトニング方法と比較すると、セルフホワイトニングは安価で、商品の種類によっては数百円から始めることができます。

そのため、ホワイトニングにあまり費用をかけられない人や、ホワイトニングを試してみたい方にもおすすめできる方法です。

継続して使用することで効果が得られる

セルフホワイトニングの効果は継続して使用することで見られるものが多く、市販のホワイトニング用品やホームホワイトニングは毎日、サロンや専門店のホワイトニングなら推奨されるペースでホワイトニングを行うことが重要です。

ただし、ホームホワイトニングの使用期間は、2週間までにするなどの指示が歯科医師から出ることがあります。

ホームホワイトニング以外のセルフホワイトニングでは、オフィスホワイトニングなどで使用されている歯を漂白する働きがある過酸化水素水を使用できないので、歯の本来の色を変えることはできません。

そのため即効性がなく、人によってはあまり歯が白くならないと感じることもあります。

自宅でセルフホワイトニングをする方法

セルフホワイトニングを自宅で行う方法を紹介します。

自宅でセルフホワイトニングをする方法はいくつかあります。サロンや専門店でのセルフホワイトニングに比べて安価で行えるので、手を出しやすいことが特徴です。

セルフホワイトニングは以下の商品を使用して、自宅で行うことができます。

  • ホワイトニング用歯磨き粉を使う
  • 歯のマニキュアを使う
  • 歯の消しゴムを使う
  • LEDライト付きホワイトニングキット

それぞれの商品で効果が実感できるまでの期間が異なるので、ひとつずつ紹介していきます。

ホワイトニング用歯磨き粉を使う

自宅でセルフホワイトニングを行う方法の中でも主流なのが、ホワイトニング用歯磨き粉を使用する方法です。

ホワイトニング用歯磨き粉を使用することで、セルフホワイトニングを行うことができます。ステイン除去成分が入っているものが有効で、研磨剤が含有されていることもあります。

ステインとは、食べ物や飲み物、タバコなどによる着色汚れを指します。毎日歯磨きをしていても、ステインは歯に付着します。その長年の蓄積が、歯をくすませたり黄ばませたりする原因になるのです。

食べ物に含まれるポリフェノールと歯の表面のエナメル質を覆っているタンパク質が結びついてステインになります。ステインが付着する原因としては、食べ物や飲み物、嗜好品などが多く、日常生活で気付かないうちに付着しています。

ポリフェノールが多く含まれ、ステインの原因となりやすいものには以下のようなものがあります。

  • カレー
  • コーヒー
  • チョコレート
  • タバコ

上記のものは特にステインの原因になりやすいので、口にしたあとはうがいや歯磨きをするなどの工夫をしましょう。

日常生活の中で付着したステインを除去するには、ポリリン酸ナトリウム、マクロゴール などのステイン除去成分が配合されたホワイトニング用歯磨き粉が有効です。

日常使いの歯磨き粉をホワイトニング用のものに変えるだけで良いので、継続してホワイトニングを行うことが難しい人でも手を出しやすい方法です。

歯のマニキュアを使う

歯のマニキュアを使用したセルフホワイトニングです。歯の表面にマニキュアを塗るように白い塗料を塗り、歯を白く見せる方法です。

歯のマニキュアは歯に塗料を塗るだけなので、すぐに効果を実感できることがメリットとして挙げられます。ただし、歯ブラシをすると塗ったマニキュアが取れて元の色に戻ってしまうので、持続性はありません。

オフィスホワイトニングなどの歯を漂白する働きのある過酸化水素を使用して行なうホワイトニングでは、せ物や詰め物などの人工の歯や神経が死んでしまっている歯は白くすることができません。

しかし歯のマニキュアは、歯の表面にマニキュアを塗布するだけなので、それらの歯も白くすることができるというメリットがあります。

歯の消しゴムを使う

歯の消しゴムを使用することでセルフホワイトニングができます。歯を消しゴムで擦って汚れを落とすので、ホワイトニング効果が得られます。

使用方法は簡単で、普通の消しゴムを使用するように軽く歯を擦ることで、歯の着色汚れを落とすことができるというものです。

注意しておかなければならないのが、研磨作用が強いため、間違えて歯茎を擦ってしまうとダメージを与える可能性があるということです。擦りすぎには注意しましょう。

また、すべての人が大きな効果を感じられるわけではありません。

LEDライト付きホワイトニングキット

歯の表面の汚れを浮かせて落とす成分が配合されたホワイトニングジェルとLEDライトを使用して、自宅でセルフホワイトニングをすることができます。

これは、サロンや専門店で行うセルフホワイトニングを自宅で行うイメージのものです。

このLEDライト付きホワイトニングキットの中には、二酸化チタンを使用して歯の着色汚れを落とすものがあります。

しかし、二酸化チタンは日本の薬事法で正式に認められていないので、ホワイトニング成分を見て慎重に選ぶ必要があります。

サロンや専門店でセルフホワイトニングをする方法

セルフホワイトニングの中には、サロンや専門店に行き、ホワイトニングする方法があります。サロンや専門店で行うセルフホワイトニングの施術は医療行為にあたらないので、保険適用外です。

サロンや専門店で行うセルフホワイトニングの特徴としては、以下の4つが挙げられます。

  • スタッフが国家資格を持っていない
  • 歯医者で使用する薬剤が使用できない
  • 歯医者で使用する機器が使用できない
  • 施術は自分で行う

スタッフが歯医者ではなく、国家資格を持っていないということが1番の大きな特徴です。そのため歯医者で使用するような薬剤や機器の使用はできません。

これは、歯科医師や歯科衛生士でなければ、口元に手を触れたり口の中に手を入れてはいけないということが法律で定められているためです。無資格で診療行為を行うと、場合によっては刑事罰として逮捕されることもあります。

そのため、サロンや専門店ではホワイトニング用の機器を提供し、自分でホワイトニングを行うという方法がとられているのです。

また、サロンや専門店に趣き、自分の手でホワイトニングを行うということも特徴として挙げられます。

サロンや専門店でのセルフホワイトニングの流れ

サロンや専門店でのセルフホワイトニングの流れを紹介します。

基本的な一連の流れは以下の通りです。

  1. サロンや専門店からホワイトニング方法やホワイトニングの際の注意点の説明を受ける
  2. 自分で歯を磨く
  3. ホワイトニングの最中に口を広げておく器具を装着し、ホワイトニング剤を塗布してもらう
  4. 自分でライトを照射し、ホワイトニングを行う
  5. 口の中をゆすぐ

サロンや専門店のスタッフは、口元や口の中に触れるないことができないため、歯磨きや器具の装着は自分で行う必要があります。

基本的に一連の流れを自分で行うため、歯科医に施術してもらいたいという方にはあまりおすすめできない方法かもしれません。

セルフホワイトニングと歯科医院のホワイトニングの違い

自宅、サロンや専門店で行うセルフホワイトニングと、歯科医院で行うオフィスホワイトニングには違いがあります。

主な違いとしては、以下の3つです。

  • 使用するホワイトニング剤
  • 効果が出るまでの期間
  • 効果の持続期間
  • 費用

使用するホワイトニング剤

まずセルフホワイトニングとオフィスホワイトニングで異なる点として、使用するホワイトニング剤の違いが挙げられます。

オフィスホワイトニングは、ほとんどの場合、過酸化水素水を使用して歯を漂白し、白くするという方法がとられています。

しかし、日本で市販されているホワイトニンググッズや、サロン・専門店で行うセルフホワイトニングは、高濃度の過酸化水素が配合された薬剤が使用できません。歯を白くする働きがある高濃度の過酸化水素は、歯科医院でのみ使用することができるのです。

オフィスホワイトニングのような高濃度の過酸化水素を使用する施術では、歯以外の唇や歯茎を守る必要があります。セルフホワイトニングは、自分で施術を行うということもあり、そこまで刺激の強い成分が配合されているものは使用できないようになっているのです。

ホワイトニング方法別の使用する薬剤の成分と効果の違いをまとめました。

ホワイトニング方法成分と効果
セルフホワイトニングポリリン酸、メタリン酸など。歯の表面の着色汚れを落とす効果がある。
歯科医院でのホワイトニング(ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング)高濃度の過酸化水素、過酸化尿素。歯の漂白効果がある。

歯科医院でのホワイトニングは、高濃度の過酸化水素や過酸化尿素を使用し、歯を漂白して白くします。一方でセルフホワイトニングは、それらの刺激の強い成分が配合されている薬剤を使用することができないため、歯の漂白をすることはできません。

歯の表面の着色汚れを落とす働きのあるポリリン酸やメタリン酸などを使用することで、歯を白く見せることを目指します。

効果が出るまでの期間

歯科医院で行うホワイトニングと、セルフホワイトニングでは効果が出るまでの期間に違いがあります。

セルフホワイトニングには、効果を実感できるまで数ヶ月単位で継続して使用する必要があるものが多く、歯科医院でのホワイトニングは、比較的短時間で効果が出ます。

しかしセルフホワイトニングの中でも、歯のマニキュアなどその場で歯を白くコーティングするなどすぐに効果が見られる例外はあります。

歯科医院でのホワイトニングとセルフホワイトニングの効果が出るまでの期間を表にまとめました。

ホワイトニング方法効果が出るまでの期間
セルフホワイトニング(自宅)・ホワイトニング歯磨き粉→数ヶ月・LEDライト付きホワイトニングキット→数ヶ月・歯の消しゴム→1日・歯のマニキュア→1日
セルフホワイトニング(サロン・専門店
数ヶ月
歯科医院でのホワイトニング・ホームホワイトニング→1〜2週間・オフィスホワイトニング→1回の通院で効果を実感

セルフホワイトニングは、使用する商品や自宅で行うのかサロンや専門店で行うのかといったことでも効果が出るまでの期間に大きく違いがあります。

ホワイトニング用歯磨き粉やLEDライト付きホワイトニングキットを使用する方法では、継続して使用することで数ヶ月で効果が実感できます。

歯の消しゴムや歯のマニキュアは、使用してすぐに効果が実感できるため、いますぐに歯を白く見せたいという人におすすめの方法です。

次にサロンや専門店でのセルフホワイトニングですが、効果が現れるまでに数ヶ月かかります。週1回のペースで4〜5回通うことで、効果が実感できてくるものが多く、気になった時にいつでも通えることがメリットとして挙げられます。

それらに比べて歯科医院でのホワイトニングは、ホームホワイトニングであれば1〜2週間、オフィスホワイトニングであれば1回の通院で効果が実感できます。

歯の消しゴムや歯のマニキュアを除いては、効果を実感してからも継続することでより自分の理想の白さに近づけることができるでしょう。

効果の持続期間

セルフホワイトニングと歯科医院で行うホワイトニングでは、効果の持続期間に違いがあります。

セルフホワイトニングの方が、基本的に効果の持続期間が短いことが多く、継続して使用することで効果が長持ちし、使用をやめると徐々に元に戻っていくことが特徴として挙げられます。

歯科医院でのホワイトニングとセルフホワイトニングの効果の持続期間を表でまとめました。

ホワイトニング方法効果の持続期間
セルフホワイトニング(自宅)使用するアイテムにより異なる
セルフホワイトニング(サロン・専門店
2〜3週間
歯科医院でのホワイトニング・ホームホワイトニング→6〜12ヶ月・オフィスホワイトニング→3〜6ヶ月

自宅で行うセルフホワイトニングでは、使用する商品によって効果の持続時間が変わります。歯の消しゴムや歯のマニキュアなど、即効性のある商品は基本的に効果の持続期間が短く、白くしたいときに使用するという形です。

サロンや専門店でのセルフホワイトニングでは、効果の持続期間は2〜3週間と言われています。そのため、理想の白さを継続するためには継続的に通い、施術を行う必要があります。

歯科医院でのホワイトニングの効果持続期間は、ホームホワイトニングかオフィスホワイトニングかといった点で変わります。

ホームホワイトニングは6〜12ヶ月、オフィスホワイトニングは3〜6ヶ月効果が持続します。セルフホワイトニングと比較して効果の持続期間が長いことが特徴として挙げられます。

費用

セルフホワイトニングと歯科医院で行うホワイトニングでは、効果を実感できるまでに必要な費用が違います。

使用する製品にもよりますが、自宅で行うセルフホワイトニングが一番費用を抑えることができます。その代わり効果を実感できるまでに数ヶ月かかるものがほとんどです。

歯科医院でのホワイトニングは、セルフホワイトニングと比較すると1回あたりの費用がかかりますが、効果が現れるまでの期間は短いということが特徴です。

歯科医院でのホワイトニングとセルフホワイトニングの効果の持続期間を表でまとめました。

ホワイトニング方法1回あたりの費用
セルフホワイトニング(自宅)数百円〜数千円程度(使用する製品によって異なる)
セルフホワイトニング(サロンや専門店)3,000〜5,000円
歯科医院でのホワイトニング・ホームホワイトニング→25,000~50,000円・オフィスホワイトニング→10,000~70,000円

自宅でのセルフホワイトニングの費用は商品によって変わりますが、数百円〜数千円程度でホワイトニングを行うことができます。

サロンや専門店でのセルフホワイトニングは1回あたり3,000〜5,000円程度、歯科医院でのホワイトニングはホームホワイトニングが1回あたり25,000〜50,000円、オフィスホワイトニングが1回あたり10,000〜70,000円です。

セルフホワイトニングは安価にホワイトニングを行うことができます。使用する商品によっても費用が変わってくるので、自分にあっているホワイトニング方法を選びましょう。

セルフホワイトニングのメリット

セルフホワイトニングのメリットは、以下の4つです。

  • 低価格で始められる
  • 痛みが少ない
  • 好きなときに行うことができる
  • ホワイトニング後の食事制限がない

セルフホワイトニングのメリットは、費用が安価なことや自分の好きな時に行えるといったことがあります。

また歯の汚れを落とすことでホワイトニングを行うので、痛みが少なく、オフィスホワイトニングで必要な食事制限も基本的に必要ありません。そのため、前後の予定などを考えずその場で完結できるというメリットもあります。

低価格で始められる

セルフホワイトニングは、低価格で始められることがメリットです。

歯科医院のホワイトニングと比べて1回の料金が安く、初期費用もさほどかからないため低価格で始められます。初心者でも手を出しやすく、ホワイトニングを試してみたい人にもおすすめの方法です。

1回の料金が低価格というメリットがありますが、歯科医院でのホワイトニングと比較すると、効果が出るまでに時間がかかり、継続して使ったり通ったりする必要があります。

そのため、効果を実感し満足のいく白さにするまでのトータル費用は、歯科医院のホワイトニングと同じくらいになる可能性もあるので注意しましょう。

痛みが少ない

セルフホワイトニングは、施術の際に痛みが少ないということがメリットとして挙げられます。

セルフホワイトニングは歯の表面の汚れを落として本来の色に戻すため、歯への刺激が少なく痛みが出にくいホワイトニング方法です。

オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなどの歯科医院で行うホワイトニング方法は、過酸化水素などを使用し、歯を漂白して白くします。そのため、施術時に痛みを感じたり、しみたりすることが稀にあります。

しかしセルフホワイトニングは刺激の強い薬剤は使用しないので、痛みを感じることは少なくなっています。

ただ、歯の消しゴムの使用の際に歯茎を傷つけてしまって痛みを感じるなどのことはあやいて。歯自体にしみることはないので、使用方法を守れば痛みを感じることは少ないでしょう。

好きなときに行うことができる

セルフホワイトニングは、自分の好きなときに行うことができるというメリットがあります。

セルフホワイトニングはオフィスホワイトニングと違って、自分の好きなタイミングで行うことができます。

オフィスホワイトニングは効果の高い薬剤を使用するため、次の施術までに一定の間隔を空けて予約を取る必要がありますが、サロンや専門店でのセルフホワイトニングは副作用の心配がほとんどないため、比較的自分の好きなタイミングでホワイトニングを行うことができます。

サロンや専門店の予約を取る手間はかかりますが、施術の間隔に制限がないので、オフィスホワイトニングと比較すると通いやすいと言えるでしょう。

また自宅でのセルフホワイトニングは、予約の必要もなくすぐに思い立った時にホワイトニングを行うことができるので、忙しい人でも行うことができます。

また、ホワイトニング用歯磨きを使用するホワイトニングは、普段の歯磨きの際に簡単に行えるので時間を取りません。

ホワイトニング後の食事制限がない

セルフホワイトニングは、ホワイトニング後の食事制限がないことがメリットとして挙げられます。

オフィスホワイトニングでは施術後約24時間、ホームホワイトニングではマウスピースを外してから約3〜4時間は再着色しやすいと言われています。

特にオフィスホワイトニングの施術後は、歯の皮膜であるペリクルがなくなった状態になっています。そのため、歯の色が抜けやすく、同時に着色しやすい状態でもあるのです。

通常、皮膜(ペリクル)が再生されるのには24〜48時間かかり、その間は食事や口に入れるものに気をつけることが大切です。

その一方で、セルフホワイトニングは歯の汚れを落とすだけなので、ホワイトニングを行った後に食事制限をする必要がありません。そのためデートの直前や大事な場面の前に使用することもできます。

セルフホワイトニング後に食事制限の必要はありませんが、色の濃い食事を控えるなどした方が効果の持続には有効です。

控えた方が良いものは以下の通りです。

  • 赤ワイン
  • 大豆
  • ぶどう
  • ココア
  • チョコレート
  • お茶
  • 炭酸飲料 
  • コーヒー
  • 紅茶
  • ウーロン茶
  • コーラ
  • カレー
  • しょうゆ
  • ケチャップ
  • ソース
  • ほうれん草 
  • その他着色料を使用した食品

ポリフェノールを多く含む食品や、色の濃いものは着色しやすく、ホワイトニング直後にはあまり良くないでしょう。また、色付きのうがい薬や口紅などもなるべくホワイおsニング直後は避けましょう。

ホワイトニング直後はこれらのものをなるべく避け、もし口にした場合は、うがいや歯磨きをすることで着色を防ぐことができます。また、飲み物を飲む際はなるべくストローを使用し、歯につかないように工夫しましょう。

セルフホワイトニングのデメリット

セルフホワイトニングは、低価格で始められるためホワイトニングを試してみたい人にとってぴったりのホワイトニング方法ですが、デメリットもあります。

セルフホワイトニングのデメリットは以下の2つです。

  • 本来の歯の色を変えることはできない
  • ムラになることがある

セルフホワイトニングのデメリットは、歯本来の色を変えることができず歯自体を白くする効果はないことや、また自分でホワイトニングを行うためムラになってしまうということが挙げられます。

歯本来の色を変えることはできない

セルフホワイトニングは、歯本来の色を変えることはできないことがデメリットとして挙げられます。

セルフホワイトニングは、歯の着色汚れを落とすことで歯を白く見せるため、歯本来の色を変えることはできません。歯自体の色を白くしたいという人には歯科医院のホワイトニングが有効です。

歯科医院のホワイトニングは、歯を漂白する働きのある過酸化水素や過酸化尿素を使用した薬剤を使用しているため、歯本来の色よりも白くすることができます。

セルフホワイトニングは、使用する商品や、サロン・専門店によって効果に差があるので注意しましょう。

ムラになることがある

セルフホワイトニングは、歯の色がムラになることがデメリットとして挙げられます。

サロンや専門店でのセルフホワイトニングは自身で施術を行うため、薬剤の塗り方次第でムラになってしまうことがあります。また、かぶせ物の歯や神経が死んでしまった歯など、白くならない歯もあるので注意しましょう。

歯科医院のホワイトニングでは、歯科医師が口内の状態を見て適切な処置をしてくれますが、セルフホワイトニングだと白くできない歯との見分け都に見分けがつかないことも多く、ムラになってしまうことがあります。

また、ムラの一種として白斑が発生してしまうこともあります。白斑とは、歯の表面がまだらに白く濁ってしまうことを言います。これは、歯のエナメル質の成長が部分的に阻害されることで起こるものです。

ホワイトニングによって新しく白斑が出ることはありませんが、元々の歯に白斑がある場合にホワイトニングが原因で白斑が目立ってしまうことがあります。

オフィスホワイトニングやホームホワイトニングでは、医師や歯科衛生士に診察して適切な処置を行ってもらえるのであまり心配する必要はありません。しかしセルフホワイトニングだと、自分でホワイトニングを行う必要があるので、それらの症状が気づかないうちに進行してしまうことがあります。

症状に気づいたら、すぐに歯科医院でみてもらうことをおすすめします。

 セルフホワイトニングで手軽にホワイトニングを始めよう!

セルフホワイトニングは、自宅で行うものとサロンや専門店で行うものがあり、安価で自分の好きなタイミングでできることが魅力のホワイトニング方法です。しかし、使用する製品によって効果の持続時間が変わったり、ムラになったりするリスクがあるので注意しましょう。

ホワイトニングが気になっている人は、まずは安価なセルフホワイトニングから初めてみることをおすすめします。

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こちらの記事の監修医師

横浜マウスピース矯正歯科

上田 桂子

2005年 愛知学院大学歯学部 卒
2004~2016年 医療法人スワン会 名古屋/東京院にて勤務
矯正Headドクターとしてインビザラインに取り組み、2013年に日本初ブラックダイヤモンドステータス獲得
2011年~ インビザラインサミット(バルセロナ・マカオ・ローマ・ラスベガス・シンガポールなど)参加
2016年 フリーランスとして独立
2019年 invisalign Global Gallaly SpotLight Caseに選出
現在、矯正診療、セミナー・教育講演を実施
2021年 株式会社k-Crowd設立

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