オンライン診療対応クリニック病院検索・クリニック動画紹介のイシャチョク

変形性股関節症

最終更新日:2021年10月1日

へんけいせいこかんせつしょう変形性股関節症

変形性股関節症

まとめ

変形性股関節症では、股関節のクッションの役割がある軟骨の摩耗などにより、骨盤の臼蓋(股関節の受け皿の部分)と大腿骨の骨頭(先端が丸い骨)が変形し、痛みを感じ動かしづらくなったり、両足の長さの違いなどが生じる。中高年女性に起こりやすいが、生まれつき臼蓋が小さい臼蓋形成不全などで股関節が傷みやすい人は、若年でも発症する。幼少時に発症した股関節の疾患の後遺症として起こることもある。発症早期に進行を遅らせる処置を行うことが重要で、薬物療法と並行して筋力トレーニングや体重コントロールなどが多く行われる。悪化により安静にしても痛みがあれば、人工関節に置き換える手術を行う。

この病気の原因

股関節は、大腿骨の骨頭という先端が丸い骨が骨盤側のくぼんでいる臼蓋にフィットし、その構造により足を前後左右斜めに動かせる仕組みである。歩くことで股関節に負荷がかかるが、正常な状態ではクッションの役割のある軟骨が衝撃をやわらげる。しかし、加齢などで軟骨が摩耗すると、少しずつ骨が変形し炎症が起こる。一般的に体重が大きいほど股関節の負荷が大きくなり、軟骨が減りやすい。また、臼蓋が小さすぎる臼蓋形成不全に気づかず、中高年になると痛みが現れる場合もある。臼蓋形成不全は、乳児の頃に足を伸ばしてあてるタイプの布おむつにより、股関節の角度が浅くなることが原因といわれていたが、近年では紙おむつが主流になり、形成不全が減少している。

主な症状

関節の痛み、関節が動かしづらい、両足の長さの違いにより歩きづらいといった症状がみられる。関節の軟骨がすり減り、関節の隙間がわずかに狭くなる初期症状では、起き上がるときや立つとき、歩き始めるときなどに、足の付け根に何となく違和感を感じる。おしり、太もも、ひざに痛みやこわばりがみられることもある。関節の軟骨の摩耗と変性が進行すると痛みが増し、安静にしても常に痛みがあり、夜寝ていても痛みが継続することがある。やがて長時間の歩行と起立状態が苦痛になり、階段の上り下りに手すりが欠かせなくなる。足の爪切りや靴下を履く動作、正座も難しくなるため、日常生活に支障を来たすことが増える。

検査/診断の方法

問診と股関節の可動域のチェックなどを行い、エックス線検査にて診断する。初期段階では関節の軟骨がすり減り、関節の隙間がわずかに狭くなるのみだが、進行すると軟骨が薄くなり関節の隙間が狭くなり、軟骨の下の骨が硬くなる。さらに進行すると、関節の内部や周囲にとがったトゲのような骨棘や骨の空洞がみられる。悪化して最終的には体重がかかる部分の股関節の軟骨がほぼ失われ、軟骨の下の骨が露出する。筋力が落ち足やお尻がやせるほか、左右の足の長さに違いが生じる。必要に応じCT・MRI検査を行う。軟骨の摩耗や骨の変性は一度生じると進行し続けるため、初期段階でしっかり検査することが進行の阻止になる。臼蓋の角度を調べると5年後、10年後の予測が可能であるため、定期的に検査を受けることが重要である。

主な治療方法

発症初期には保存療法を行う。痛み止めを服用し、できる限り股関節の負荷の軽減することが重要である。負荷がかかりにくい水中ウォーキングなどの筋力トレーニング、肥満の場合は医師の指導のもと食事を改善して体重コントロールを行う。杖の使用で歩行が楽になり進行を遅らせることができる。保存療法での改善がみられなければ、患者の年齢や生活スタイルを考慮して手術を行う。関節があまり傷んでいない場合は、関節近くの骨を切除し、関節の向きの矯正、軟骨の位置の修正を行い、体重がかかる位置を調整する。変形が進行している場合は、金属やセラミック、ポリエチレンなどの人工股関節に置き換える「人工股関節全置換術」を行うと痛みがほぼ取れ、左右の足の長さのずれも小さくなり、歩きやすく快適な生活を送ることができる。

治療後に注意すべき点/予防対策

人工股関節全置換術は有効な手術だが、術後年数が経過すると人工関節にゆるみが生じ、人工股関節を入れ替える再手術が必要な場合がある。術後20年で約60%の患者に緩みが生じるというデータがあるが、再手術により1~2ヵ月の入院でほぼ元通りになる。股関節に痛みがあると動かしづらくなり、股関節の周囲の筋力が弱まり、さらに関節の可動域が狭くなる悪循環に陥るため、適度なトレーニングが必要不可欠である。杖の使用は股関節への負荷の軽減に有効であるため、抵抗がなければ使用を勧める。

初診に適した診療科目

外科 整形外科 リハビリテーション科

外科 整形外科 リハビリテーション科のオンライン診療対応クリニック

    • 兵庫県尼崎市塚口本町1‐21-5地図を見る
    • 06-6422-0777
    • 阪急神戸本線 塚口駅JR宝塚線 猪名寺駅
    • 内科 眼科 循環器内科 リハビリテーション科 血管外科 外科
    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

    0

     
    09:00 -
    13:30 -
    16:30 -
    -
    -
    -
    -
    -
    -
    -
    -
    -
    -

    • オンライン診療
    • 女性医師在籍
    • バリアフリー対応
    • 駐車場あり
    • 予約可
    • 往診可
    • 訪問診療可
    • クレジットカード対応
    • 日本内科学会総合内科専門医
    • 日本眼科学会眼科専門医
    • 日本循環器学会循環器専門医
    • 日本超音波医学会超音波専門医
    • 英語対応可
    • 視能訓練士(ORT)在籍

    このクリニックの対応アプリ

    このクリニックの対応アプリは以下のアプリです。ボタンをクリックすると予約ページに遷移します。