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味覚障害

最終更新日:2021年10月12日

みかくしょうがい味覚障害

味覚障害

まとめ

舌の表面の乳頭や口の中の粘膜には、食物の味を感じる感覚器官の「味蕾」がある。味蕾には多数の神経が通い、味の情報はこの神経から脳の中枢に伝わる。何らかの原因により味蕾やその神経、脳に異常が起こり、味が感じられない、異常な味を感じることを味覚障害という。風邪、鼻炎などで嗅覚障害が起こると、食物の味が感じにくくなる。味覚障害はさまざまな原因で起こる。食事量の減少や偏食が起こるため栄養状態に影響したり、腐った物を判断できない危険を伴う。味覚障害には他疾患が隠れている可能性があり、症状に気付いた場合は、医療機関を受診する。

この病気の原因

味覚障害の多くは舌や口腔の異常により発生する。何らかの原因により味を感じる味蕾が減少・萎縮すると、唾液の分泌が減少して味を感じにくくなり、唾液中に分泌された異常物質が異常な味として感じる。まれに、脳腫瘍、脳外傷、脳手術の合併症により、味覚障害が発症することがある。味覚障害の原因に多いのが、加齢、亜鉛不足、唾液の減少である。加齢により舌の乳頭が萎縮すると、味蕾の数が減少し、唾液の分泌が減少する。シェーグレン症候群では、唾液や涙の分泌が減少することで味覚障害が起こる。味蕾は新陳代謝が盛んな器官であり、新陳代謝に必要な亜鉛が不足すると味覚障害となることがある。亜鉛不足を引き起こす代表的な病態は貧血である。その他、偏食、薬の副作用、口腔カンジダ症、口内炎、舌炎、歯周病、風邪、新型コロナウイルス感染症でも味覚障害がみられる。

主な症状

味覚障害の症状では味覚低下がみられやすい。基本味覚である甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つの味覚をはじめとしたほとんどの味覚が鈍く、味がしない、味がわからないと感じる。また、症例によっては特定の味のみを感じにくいことがあるのに対し、「異味症」があり、普段と異なる味がする、何も食べていないのに常に甘い味、苦い味、塩辛い味を感じることがある。風邪による味覚障害は鼻炎症状のため嗅覚障害を伴うが、新型コロナウイルス感染症による味覚障害は、嗅覚障害がなくても重度の味覚障害が起こることがある。

検査/診断の方法

味覚の検査には、舌に微弱な電流を流し神経伝達を調べる電気味覚検査、甘味、塩味、酸味、苦味をつけたディスクを舌の上に乗せ、どの濃さで味がわかるかを調べる濾紙ディスク検査、溶液を口に含み何の味がするかを答える全口腔検査などがある。さらに唾液の量やpHを調べる検査、亜鉛や鉄の欠乏状態を調べる血液検査、舌の表面の炎症、構造、血流などを確認する検査などを行う。必要に応じて唾液腺機能を調べる核医学検査、嗅覚の検査、味覚障害の原因疾患を調べるため、CT、MRIなどの検査を行うことがある。

主な治療方法

味覚障害の原因が判明すれば、原因に応じた治療を行う。貧血が原因の場合、鉄剤による治療を行う。亜鉛不足の場合は亜鉛補充療法を行う。唾液の分泌が少ないときは唾液分泌の促進薬にて治療する。口腔カンジダ症は発症原因となる真菌に対し、うがい薬や口腔への貼り薬で治療する。舌炎、口内炎は薬物治療を行い、歯周病は歯垢除去などの口腔ケアを行う。他疾患の治療で服薬中の場合は、薬の副作用により味覚障害が生じることがあるが、原因となる服薬を中止し、別の薬に変更する。味覚障害の可能性をもつ薬は、高血圧治療薬、抗不安薬、抗生物質、抗アレルギー薬、抗がん剤などである。放射線治療で唾液腺機能が傷害された場合でも味覚障害が起こる。これらの発症原因が当てはまらない場合は、ストレスなどに起因する心因性の味覚障害が考えられるため、抗不安薬や抗うつ薬などによる治療を検討する。

治療後に注意すべき点/予防対策

初診に適した診療科目

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    • 日本歯周病学会歯周病専門医
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