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最終更新日:2022年7月6日

せいかつしゅうかんびょう生活習慣病

こちらの記事の監修医師
あおき内科・さいたま糖尿病クリニック
青木 厚

生活習慣病

概要

食事や運動・喫煙・休養・飲酒・ストレスなどの生活習慣が原因で起こる疾患の総称です。重篤な疾患の要因となります。以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人であっても生活習慣の改善により予防可能で、成人でなくても発症可能性があることから、1996年に当時の厚生省が「生活習慣病」と改称することを提唱しました。日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患、さらに、それらに大きく関与する危険因子となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症・などは、いずれも生活習慣病であるとされています。 生活習慣病とは、食事・運動・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が、その発症や進行に関与する病気のことを指します。生活習慣病は、日本人の健康に大きく影響し、予後不良のものも多いため、予防が重要といえます。

原因

偏った食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレスなど、好ましくない習慣や環境が積み重なると発症のリスクが高くなります。たとえば、カロリーの過剰摂取は糖尿病につながります。また、睡眠が十分に取れていない状況では高血圧につながる可能性があります。しかし、これらの要因が一対一対応で糖尿病や高血圧などの病気につながるわけでなく、生活習慣が複合的に組み合わさり生活習慣病が発症します。また、家系に糖尿病、高血圧の方がいる場合も生活習慣病になるリスクが高くなると考えられています。

症状

生活習慣病の糖尿病や高血圧などが発症した初期の段階では、これらは自覚症状がほとんどありません。そして気づかないうちに進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていきます。その結果、ある日突然、命に関わる恐ろしい疾患を引き起こすことがあります。そのため、生活習慣病は“サイレントキラー”と呼ばれています。また、生活習慣病では、肺がんや大腸がんなどの悪性疾患のような、身体の機能を著しく低下させるものが多く、自立した健康な生活を送ることができなくなるケースもあります。

検査・診断

予防に重点を置くことを前提に、早期発見も重視されています。健康診断における体重測定や血圧測定は、肥満や高血圧の発見に役立ちます。また、血液検査を通して糖尿病や高脂血症を疑われることもあります。さらに尿検査では、腎臓の病気が指摘されることもあります。眼底検査が追加されることもあり、糖尿病関連の網膜疾患の早期発見に役立てられています。がんの早期発見を目的とした検査も行われます。大腸がんであれば、便検査にて便潜血の有無を確認します。胸部単純レントゲン写真を行うことで、肺がんの有無のスクリーニングを行うことも可能です。

治療

治療では、生活習慣の見直しを行います。禁煙や食生活の見直し、運動量を増やすなどの生活習慣の改善を開始します。異常値の程度によっては早急に受診し、糖尿病や高血圧と診断された場合には、血糖値・血圧値をコントロールすることが求められます。運動面からの改善では、インターバル速歩と呼ばれる方法の有効性も指摘されています。筋肉に負荷をかける「さっさか歩き」と、負荷の少ない「ゆっくり歩き」を交互に行うことで、筋力や持久力を向上させることができる新たなトレーニング法です。また、特別な運動器具を必要とせず、全体を通してトータル15分から取り組むことができる気軽さも大きなメリットです。厚生労働省は、運動という考え方以外に「生活活動」という考え方を提唱し、日々の生活で積極的に取り組むことを推奨しています。生活活動とは、階段の上り下り、掃除をする、買い物に行く、重い荷物を持つなどの動きのことです。これらの日常で意識せず行っている動きも健康づくりにつながります。また、動物性脂肪や塩分の過剰摂取も生活習慣病につながり、摂取量や摂取内容に気をつけた食事を心がけることも重要です。

予防/治療後の注意

命に関わるような恐ろしい病気を回避するためにも、最低年に一度は健康診断を受けて、ご自身の生活習慣病のリスクを知り、生活習慣の改善に取り組み、必要に応じて継続的な診療を受けることが重要です。

こちらの記事の監修医師

あおき内科・さいたま糖尿病クリニック

青木 厚

〇アクセス:埼玉県さいたま市見沼区東大宮5-39-3 英和ビル3F

〇診療科目 :内科・糖尿病内科・内分泌代謝内科・漢方内科

【所属学会・認定医など】
医学博士(自治医科大学)
日本内科学会 認定内科医・ 総合内科専門医
日本内分泌学会 内分泌代謝科(内科)専門医
日本糖尿病学会 専門医 ・研修指導医

【経歴】
2002年 福井医科大学(現 福井大学)卒業
2002年 長野赤十字病院
2004年 川崎市立川崎病院 内科
2006年 自治医科大学附属さいたま医療センター 総合診療科
2008年 自治医科大学附属さいたま医療センター 内分泌代謝科
2010年 自治医科大学大学院 医学研究科 入学
2014年 自治医科大学大学院 医学研究科 卒業 医学博士 習得
2015年 青木内科・リハビリテーション科 開設

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