オンライン診療対応クリニック病院検索・クリニック動画紹介のイシャチョク

最終更新日:2021年10月12日

へんずつう片頭痛

片頭痛

まとめ

片頭痛では、こめかみから目のあたりにかけ、心拍に合わせてズキズキした痛みがみられる。吐き気や嘔吐を伴い、光・音・気圧や温度変化に敏感になりやすい。発症頻度は個人差があり、周期的に痛みがある。体を動かすと痛みが強くなるため、日常生活に影響を及ぼすことがある。発症原因は解明されていないが、脳血管の周囲にある三叉神経の炎症が関与するとされる。20~40歳代の女性に多く発症し、生理前~生理中に発症しやすいことから、女性ホルモンとの関連が指摘されているが、男性にも発症する。

この病気の原因

何らかの原因により脳の視床下部が刺激され、三叉神経に炎症が起こり、脳の血管が広がり、波打つような痛みが起こるが、発症メカニズムは解明されていない。視床下部は自律神経、睡眠、食欲、女性ホルモンの分泌などを調整する器官である。寝不足、過眠、空腹、疲労、ストレス、大きな音、強い光・臭い、人混み、温度・気圧変化、飲酒、喫煙、月経・妊娠などの女性ホルモンの変動、環境の変化などさまざまな要因で片頭痛が起こるとされる。その他、電車など移動中に見る窓越しの風景、車やバスなどのエンジンの振動も脳が刺激される。さらに、血管を拡張・収縮させるポリフェノールを含むオリーブオイル、チーズ、赤ワインなどの摂りすぎも片頭痛を引き起こす要因とされる。

主な症状

片側、もしくは両方のこめかみから目のあたりにかけ、心拍に合わせてズキズキとした痛みがある。発症頻度は個人差があり、1ヵ月に1~2度、多い人は週に1度など周期的に痛みがみられる。1~2時間で痛みがピークに達し、約4時間で落ち着くこともあれば、3日ほど痛むこともある。体を動かすと痛みが強くなり、吐き気、嘔吐、下痢症状を伴い、日常生活にも影響を及ぼす。ギザギザした光が見える、空腹感、何度も生あくびが出る、イライラ、手足のむくみなどの前兆が起こる人もいる。

検査/診断の方法

問診を行い、症状とその経過、発症頻度などを確認して診断する。脳腫瘍などの頭痛症状のみられる他疾患との鑑別のため、頭部CT、MRI、血液検査などを行うことがある。

主な治療方法

薬物療法にて治療する。トリプタンという薬剤が使用頻度が高く、三叉神経周辺の炎症を抑え、脳血管の収縮作用により片頭痛発作を抑える働きがある。水なしで服薬できる口腔内崩壊錠、吐き気を抑制する点鼻薬も使用される。高血圧、心疾患、脳血管障害、肝臓病などの疾患がある人は、片頭痛治療薬で症状悪化のおそれがあるため、服薬に際して医師に相談する。その他、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)も使用される。日常生活に支障を来たすほどの片頭痛や、痛みの持続時間が長い場合は、発症時間を抑えるため予防薬を投与することがある。痛みが強い場所に冷やしたタオルを当てると痛みがやわらぐ。

治療後に注意すべき点/予防対策

治療に適した診療科目

内科 神経内科 脳神経外科

内科、神経内科、脳神経外科のおすすめクリニック