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最終更新日:2021年10月6日

てんかんてんかん

こちらの記事の監修医師
すずきこどもクリニック
鈴木 幹啓

てんかん

まとめ

てんかんでは、突然意識を失い反応がなく、体のけいれんを起こす「てんかん発作」が繰り返し起こる。脳神経細胞の電気活動により身体活動や身体反応が起こる。このとき一部の脳神経細胞が異常な電気活動を起こすとてんかん発作となる。症状は主に一過性であり、原因不明の「特発性てんかん」と、頭部外傷、脳卒中、脳腫瘍、アルツハイマー病など疾患により誘発される「症候性てんかん」の2種類がある。世代を問わず発症するが、小児と高齢者での発症が多い。

この病気の原因

てんかんの発症原因により「特発性てんかん」と「症候性てんかん」に分けられる。「特発性てんかん」は原因不明で、生まれつきの脳の性質によって引き起こされる。「症候性てんかん」は脳の障害・損傷により発症する。出生時の脳損傷、脳出血、脳梗塞、アルツハイマー病などでもてんかん発作が誘発される。

主な症状

てんかんでは主に2種類の発作がみられ、脳全体が突如興奮状態となる全般発作と、脳の一部が興奮状態となる部分発作がある。全般発作は意識消失、動作停止し応答しない、倒れて全身がけいれんするなどの症状があり、患者は自分の状態が分からなくなる。部分発作では意識ありと意識なしの場合があり、目の前がチカチカする、手足がピクピク動くなどの症状は患者自身でも自覚できる。体が一瞬動くミオクロニー発作、無意識に手足や口を動かす自動症もみられる。

検査/診断の方法

てんかんの診断基準として、発作時の症状、持続時間、頻度が重要であり、詳細な問診を行う。小児の良性てんかんは発作時の症状などの病歴の聴取のみで診断可能な場合があるが、多くは脳波検査や画像検査を行い、診断および発症原因を調査する。脳波検査では脳の異常な電気活動を確認し、CT・MRIの画像検査では脳の形態的異常を確認する。血液検査、尿検査を行いてんかん発作を誘発する疾患を調査することもある。患者の意識消失時に検査を行うこともありため、動画で発作時の様子を記録しておくと診断に有用である。

主な治療方法

抗てんかん薬による薬物治療を基本とする。てんかん症状は個人差が非常に大きく、患者の症状によって処方薬を変更する。一剤のみで発作が治まらない場合は複数の薬剤投与を行う。各薬剤には副作用があるため、医師-患者間で確認を行う。抗てんかん薬は大脳の過剰な電気的興奮を抑え、てんかん発作を抑える働きがあるので、発作が懸念される期間は服薬を続ける。複数薬剤を投与しても発作が治まらない「難治てんかん」症例は、ケトン食などの食事療法、脳発作の起こる部位の切除術を行う。睡眠不足やストレスの多い環境を避ける生活習慣が発作の抑制に有効である。

治療後に注意すべき点/予防対策

てんかん発作の再発予防のために服薬を守り、自己判断で中断しないことのほか、疲労、ストレス、睡眠不足、風邪を予防し、生活習慣を整えることが重要である。てんかんを正しく理解し、発作時の様子や対応について理解する周囲の人の協力も必要で、学校関係者、職場の人など周囲の人たちの理解を得て、サポート体制を整える。

こちらの記事の監修医師

すずきこどもクリニック

鈴木 幹啓

【経歴】自治医科大学卒業
三重大学小児科入局
三重県立総合医療センター(小児一般病棟、新生児集中治療室、小児救急を担当)
国立病院機構三重中央医療センター(新生児集中治療室を担当)
国立病院機構三重病院 (小児急性期病棟、アレルギー・糖尿病・腎臓病慢性期病棟、重症心身障害児病棟を担当)
山田赤十字病院(小児一般病棟、新生児集中治療室、小児救急を担当)
紀南病院(小児科医長)
平成22年5月、新宮市に「すずきこどもクリニック」を開院
2020年10月、株式会社オンラインドクター.comを設立。CEOに就任

治療に適した診療科目

内科 神経内科 脳神経外科 精神科 救急科

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